呼び捨て��after*雨宮太陽 ページ19
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｢……ここにいる意味、ある…？｣
サッカー部のみんながコートで走り回る中、
私はベンチに座わり、ただ練習を見ていた…
何か手伝おうと思って来たのに、
雨…、太陽くんにここに座って応援しててっ！
と言われて、ずっと座っている…
マネージャーがいないみたいで、
二軍の1年生の部員たちが
ドリンクとか準備してるみたい…
絶対私がやった方いいのに…
そう思って何度も手伝おうと今みたいに立ち上がると…
太陽｢だめーーっ！僕以外と接触禁止ーーっ！｣
太陽くんが遠くから叫んでくる…
こうやって叫んで練習が中断する方が
確実に迷惑かけてるから、座っとこう…
練習を見ていると、
太陽くんってサッカー上手いんだな、と思う
私はサッカーこと全然分からないし、ルールも知らない…
でも素人の私から見ても、周りの人達より、
太陽くんが上手いってことは分かる…
すごい人だったんだなぁ…
部員たちがこちらに向かって歩いてきた…
休憩時間、かな…
太陽くんに渡すならいいよね…
タオルとかドリンクを1人分持ってこちらに来るの待つ
太陽｢ありがとう！……どうだったっ？｣
私からドリンクだけ受け取り、ごくごく飲んだ後、
太陽くんは聞いてきた
｢…え、えっとサッカーってすごいね
こんなに広いコート走り回って…ボール追いかけて…｣
太陽｢そうじゃなくて、僕！｣
そう言ってタオルを持っている私の手を掴んで、
自分の顔の汗を拭く太陽くん…
｢…あ、え、ち、近いよ
タオル渡すから自分で拭いて…｣
太陽｢やだ。拭いて｣
そう言って目をつむり、
じっと汗をを拭かれるのを待っている…
正直お手伝いしないとここに来た意味ないし…
そう思って汗を拭いてあげると、
目をつむりながら満足そうに微笑む太陽くん…
太陽｢…ありがとう、Aちゃん
明日も来てね…？｣
｢…………え、あ、もう来ないよ…
私、来ても手伝えることないし…｣
呼び捨てじゃなくて、
突然のAちゃん呼びにドキッとしてしまった
同級生の男の子にちゃん付けで呼ばれるの、
なんかキュンときてしまった…
太陽｢…ふふ、Aちゃんは、
僕のモチベーションをアップさせる担当だよ？
Aちゃんがいると、頑張れるんだ
…だから、僕のことだけ見てて？｣
強い眼差しに射抜かれて、
それと同時に、私の心も射抜かれて…
ゆっくりとうなづいた私の目は、
太陽くんから逸らせなくなってしまった…
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瑠璃(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます！申し訳ないのですがリクエストは受け付けておりません(>_<)💦 リクエストにお答えできるほどの文才も自信も持っておらず(>_<)💦 よろしくお願いします！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクエストをよろしいですか？ (2022年6月10日 17時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 奏多さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます！もっとキュンキュンしてもらえるように頑張ります〜！ (2022年3月23日 22時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 初めまして、いつもキュンキュンしながら読ませてもらっています。これからも頑張って下さい!! (2022年3月23日 21時) (レス) id: e041fb3c4a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 偽薬さん» コメントありがとうございます！きゅんきゅんしてもらえて嬉しいです！頑張りますね(*^^*) (2021年12月9日 10時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2021年8月22日 21時
