好きなやつには��*豪炎寺修也 ページ15
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豪炎寺｢…A｣
｢……ん…？｣
豪炎寺｢…悪かった｣
次の日の朝、豪炎寺くんが私に謝ってきた
最初はなんのこと？と思ったけど
何となく昨日のことなんだな…とわかった
昨日、私がプリントに目を通している間、
豪炎寺くんは何か話しかけようとしていたみたい…
私は集中していたため、全然気づかなかった
それを怒ってるって、勘違いしたのかな…？
私は全然怒っていないのに、
部活の朝練終わりに走って教室まで来た
普段無愛想な男の子の困った顔と額の汗を見たら
すごく申し訳ない気持ちになってしまう…
｢……私も、ごめんね…？
何かしちゃったかもだけど、全然分からなくて…｣
豪炎寺｢…っいや、Aは悪くない…｣
私が不安になってほんとに？と聞き返すと
豪炎寺くんは首をうんうんと縦に振って反応してくれた
｢…ならよかった…｣
私が答えた後、安心して少し微笑むと
豪炎寺くんも安心したようにはぁと息を吐き、
…よかった、と呟いた
解決出来てよかった…
もうお話は終わりだよね…
ふう…と私も息をついて前を向くと
豪炎寺くんがまだこちらを見ていて
まだ何か用があるの？と首を傾げると、
豪炎寺｢…なんでもない、見てるだけだ…｣
見てるだけ…？なんで見るの…
豪炎寺くんって思っていたより
不思議で、おもしろい人、なんだな…
｢……ふふ…｣
つい笑みがこぼれてしまった
豪炎寺くんはなんで私が笑ったのか分からないようで
ぽかんとしている
｢…豪炎寺くんって、
もっと寡黙でクールな人だと思ってたけど
おもしろい人なんだね…｣
豪炎寺｢………そんなこと、ないだろ…｣
照れているのがすごくわかりやすくて
なんだかかわいく見える
｢…ふふ、それに表情も豊かなんだね…
今は照れてるし、さっきは困った顔してたし、
昨日は、いじわるそうな顔してたねっ…｣
ツボにハマってしまって笑いが止まらない
ずっとくすくす笑っていたら
急に手を掴まれてびっくりして豪炎寺くんの顔を見ると、
豪炎寺｢……笑いすぎだろ…
……昨日のは、あれだ…
好きなやつには、いじわるしてみたく、なるだろ…｣
そう言って顔を赤くした豪炎寺くんが
真剣な瞳で私を見つめるから私も顔が熱くなる
｢…そ、そうなんだ…｣
そう答えた私は、
豪炎寺くんの表情から、瞳から、
触れた手の熱さから、気持ちが伝わってきて
胸の鼓動が早くなるのを感じた…
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好きなやつには��after*豪炎寺修也→←好きなやつには��*豪炎寺修也
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瑠璃(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます！申し訳ないのですがリクエストは受け付けておりません(>_<)💦 リクエストにお答えできるほどの文才も自信も持っておらず(>_<)💦 よろしくお願いします！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクエストをよろしいですか？ (2022年6月10日 17時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 奏多さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます！もっとキュンキュンしてもらえるように頑張ります〜！ (2022年3月23日 22時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 初めまして、いつもキュンキュンしながら読ませてもらっています。これからも頑張って下さい!! (2022年3月23日 21時) (レス) id: e041fb3c4a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 偽薬さん» コメントありがとうございます！きゅんきゅんしてもらえて嬉しいです！頑張りますね(*^^*) (2021年12月9日 10時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2021年8月22日 21時
