好きなやつには��*豪炎寺修也 ページ14
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帰りのホームルーム中、先生が話をしている間
私は眠くて眠くてぼ〜としていた…
ちらっと外を見ると、葉っぱが黄色くなっていて
ずいぶんと秋めいている
寒いのが苦手な私には秋は地獄…
秋でこんなに嫌なのに、冬が来るの嫌だな…
なんて考えて毎日憂鬱だったけど…
なんとまさかの席替えで
窓際の1番後ろのヒーターの横の席になった…！
すごくうれしい…！
でもその反面、暖かくて眠くなってしまうのだ…
眠いけど伏せて眠ったら怒られるし、
首がかくかくなってしまってもきっと怒られる
バレないように座ったまま寝る、
なんて器用なことは私にはできないから
ぎりぎり寝ないくらいを頑張って保って
ただぼ〜っとしてるのが1番いいのだ…
はやく話が終わらないかな…と思いながら
目が閉じないぎりぎりで前の席の人の頭を見ていたら、
その人が急に振り向いた
目が合ってしまって、逸らしたいのに
強い眼差しで見てくるから逸らせない…
それに、なんで見るの？って聞きたいのに、
眠くて眠くて口が開かない…
しばらく目が合っているのに、何も言ってこない…
｢…な、何…？｣
やっと口を開くことが出来て聞いたのに
前の席の男の子、豪炎寺修也くんは
別に…、そう言って前を向いてしまった…
なんだったの…？
また振り返ってこちらを見てきたから
なんだろう、とちょっと身構えていたら
今度はプリントを前から回してくれたみたいで
受け取ろうとプリントの端を掴んで受け取った
と思ったら、
プリントの端を掴む豪炎寺くんが指を離してくれない…
ちらっと豪炎寺くんを見ると、
真顔でこちらを見ている…
…どうしたんだろう……？
ついつい首を傾げてしまう…
今度はプリントを掴む豪炎寺くんの指を見てから
プリントを引っ張るけれどまったく離す様子はない…
また豪炎寺くんの顔を見ると真顔でこちらを見ている
……ん…？
｢……あの、プリント…｣
私が困った顔で声をかけると、
豪炎寺くんは少し口角を上げて笑うと
やっとプリントから指を離した
｢…えと…、ありがと…？｣
どういう反応をすればいいのか分からなくて
とりあえずお礼を言ったけれど
私、豪炎寺くんになにかしちゃったかな…
考えても分からないし、私の反応が悪くて
空気読めないやつ…とか思われていたら嫌だから、
とりあえず静かにしておこう…
そう思って私はプリントに目を落とした
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好きなやつには��*豪炎寺修也→←ちいさな恋2��after*倉間典人
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瑠璃(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます！申し訳ないのですがリクエストは受け付けておりません(>_<)💦 リクエストにお答えできるほどの文才も自信も持っておらず(>_<)💦 よろしくお願いします！ (2022年6月10日 21時) (
レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - リクエストをよろしいですか？ (2022年6月10日 17時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 奏多さん» コメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがとうございます！もっとキュンキュンしてもらえるように頑張ります〜！ (2022年3月23日 22時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
奏多 - 初めまして、いつもキュンキュンしながら読ませてもらっています。これからも頑張って下さい!! (2022年3月23日 21時) (レス) id: e041fb3c4a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 偽薬さん» コメントありがとうございます！きゅんきゅんしてもらえて嬉しいです！頑張りますね(*^^*) (2021年12月9日 10時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2021年8月22日 21時
