幼なじみ��*剣城京介 ページ45
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学校に着いてグランドの方を見ると、
サッカー部が朝から元気に練習してる……
今は渡せないし……
いつ、どうやって渡そうか……
そんなことを考えて教室まで歩いて行く
京ちゃんと一緒に登校したくて
すごく早く家を出ているから
全然生徒たちはいない……
案の定教室にも誰もいない
朝の誰もいない教室のこの空気、好きなんだよなぁ…
席に座るとなんだか眠くなってきて、
少し伏せて休もう、なんて考えて目を閉じた……
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ぱっと目を開けると、
クラスメイトたちがけっこう登校してきていた
え、あれ、私寝てた……？今何時……？
ぱっと時計を見ると、8時15分？！
後5分で朝のホームルームが始まってしまう……
早くお弁当届けなくちゃ……！
お弁当を持って隣のクラスの教室を除く……
京ちゃんは……、いた……！
後ろの方の席で凛々しい顔で座っている……
かっこいい……
って、そうじゃない……！
持っていこうか、呼び出そうか、
どうしよう……
また京ちゃんに嫌な思いさせたくない……
でも……
思い切って呼び出そうと、
すうっと大きく息を吸ったところで……
｢あれ、どうしたの？｣
｢……わっ……｣
緊張しているところで、
突然後ろから声をかけられたものだから
びっくりしてしまった……
振り返るとそこには京ちゃんと同じサッカー部の
松風天馬くんがにこにこしながら立っていた……
天馬くん、かわいい……
天馬｢隣のクラスのAさん、だよね？
誰かに用事？呼んでこようか？｣
にこにこととてもいい子そうな笑顔で
話しかけてくれる……
そして私の名前を知ってるの、すごい……
1度も話したことないのに……良い人……
｢……あ、えと、｣
どうしよう、自分で呼ぼうと思ったけど、
天馬くんがいるなら、頼もうか……
どうしよう……
てゆうか天馬くんって人気者だから、
みんなからの視線が痛い……
自然と顔が下に向いていく……
もう無理……
｢……天馬くん、これ、京ちゃんにお願いします……｣
それだけ言ってお弁当を天馬くんに押し付けて
私はすぐ自分の教室へと戻った
天馬くんに迷惑かけてしまった……
後で謝ろう……
とりあえず、京ちゃんにお弁当が
ちゃんと届けられるだろうし、よかった……
よかった、よね…
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あやか(プロフ) - 瑠璃さん» わ、元気を出して貰えたなら良かったです！コメントして良かった(｡･･｡)ご自分のペースでゆっくり更新してくださいね、続編も楽しみにしてます頑張ってください！(●´▽`●) (2020年5月13日 15時) (
レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます！最近あまり良い文章を書けなくて悩んでいたのですが、なんだか頑張れそうです.☆.｡ありがとうございます！ (2020年5月11日 12時) (レス) id: 75384eaf90 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 初めまして！最近夢小説にハマっていて、こちらの作品にたどり着きました。キュンキュン止まらなくてやばいです…!!最近見た作品の中で1番好きです…(´；ω；`)ｷｬｱｱ (2020年5月7日 21時) (レス) id: 9edf19eee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃 | 作成日時：2012年3月27日 14時
