インモラル

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北「藤ヶ谷君、驚いた。・・・何その目・・」


藤ヶ谷君は何故かジッとオレを見ている。

なんだ・・・視線が痛いってこの事だと実感する。


藤「何渡された？ラブレター？」


何か凄く言い方に棘がある。


北「多分ラインのIDかな？」

藤「ふ〜ん・・・連絡するの？」


本当にさっきから棘があり過ぎ！！

何かオレが悪い事してるみたいだし。


北「無理やりだし・・・」


それにしても機嫌悪そうだなぁ〜なんでだろう？


藤「俺・・・知らない・・」


クスｗそういうことか。

藤ヶ谷の何気ない言葉そのつぶやきでオレは気付いた。

何だよ、見た目はオレより大人のくせに・・妙に色っぽいし・・

背も高いし・・落ち着いてるし・・っは！！

こんな事はどうでもよかった。


北「連絡先知りたかったの？」


そういうと藤ヶ谷君の表情がパァ〜っと明るくなった。


藤「教えてくれるんですか！」


あまりにいい笑顔で言って来るもんだから何だか断れなくてつい・・


北「まあ藤ヶ谷君ならいいかな・・」


さっきまで不機嫌だった顔が笑顔になった。

よく知らない相手に連絡先を教えるのは気が引けるが

藤ヶ谷君ならいいだろって思っていた。


藤「嬉しいです！」


何度もオレと繋がったラインを見ている。


北「あんま用もないのに連絡してくるなよ？」

藤「毎日愛のメッセージを送りますよ。」

北「わぁ〜それは止めて〜」


そう言いながらもオレは藤ヶ谷君の嬉しそうな顔を見ていた。

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久しぶりに新作を書いて見ました。

既に完結までの目処がたっていますので、早め更新致します。(予定)

なので・・ワンワンの方が進んでおりません(;´･ω･)

ごめんなさい！！

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