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北山さんの家に着いた頃にはもう夜の11時を過ぎていた。
『着いた。』
と、短い言葉を送った。
直ぐに既読になって、そして少しして北山さんがアパートから出てきた。
藤「あ、ども・・」
北「待ってた、中に入って。」
藤「あぁ・・入っていいのか?」
北「何でwこのまま外で話すのか?クス」
藤「分かった。」
不意に北山さんが俺の手を引っ張ってアパートの部屋まで案内してくれる
北山さんにとっては他愛のない事でも・・・
俺には覚悟を決めるのには十分な事だ。
部屋に入った瞬間北山さんの香りに包まれる。
広くはない部屋だがそれなりに綺麗にしているのが分かる。
ド○○キが止まらないんだよ・・・
二人掛けのソファーに座ると、北山さんも隣に座った。
近い・・近くて・・北山さんを意識してしまう。
風呂上りなのか髪が少し濡れている。
ただそれだけなのにこの人から出るフェロモンは俺を狂わすのに十分だ。
北山さんに見惚れていると、急に北山さんと視線が合った。
北「大倉にもう一度やり直そうって言われた・・」
藤「・・・ッソ!!」
北「でもね・・」
藤「良かったですね・・って言えばいいのか?」
北「え?」
藤「俺の事振るんだろ?ッハ・・・振られるなら・・告るんじゃなかった。」
北「ちょ、ちょっと藤ヶ谷君!!」
藤「もう、会わない。会えるかよ!!」
これ以上一緒にいたら俺がドンドン壊れそうな気がした。
自分が抑えられなくなる寸前だった。
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茶々丸(プロフ) - 月さん» 月さんこんばんはw風邪が流行っているみたいですね。完治して良かったですね!!そうなんです。今回のお話は早めに完結しました〜たまには違う感じのお話もいいですね〜( *´艸`)最近大倉ん大活躍ですw (2017年11月27日 22時) (レス) id: 525186f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - こんばんは♪ちょっと風邪が長引きまして…来てみたら完結済!( °_° )笑 藤ヶ谷さんのライバルに大倉さんって何気に好きので、このお話も楽しく読ませていただきました(*´▽`人) (2017年11月27日 18時) (レス) id: ff7a61f02b (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - 月さん» 月さんこんばんはw新作お待たせしました。そうなんです、いつものノリで書き始めたつもりだったのに違う感じなってそのまま突っ走ってます。もっとワクワクさせたいですねw出来るかなw( ^ω^ ) (2017年11月19日 23時) (レス) id: 525186f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 新作嬉しいです〜!☆o(≧▽≦)o ☆いつもと何だか違う雰囲気でワクワクしてます♪ちょっと大人なみっくんいいですね( ´艸`) (2017年11月19日 22時) (レス) id: caeaf9e384 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - yuriさん» yuriさんこんばんは!そなんです新作なんです。でも、いつもと違った感じになてしまったので恐々更新してます。(;'∀')yuriさんのイライラが少しでもなくなれば私も嬉しいよ〜。本当にもっとキスマイ見たいですよね!! (2017年11月19日 19時) (レス) id: 525186f9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々丸 | 作成日時:2017年11月19日 18時