生まれつき〇〇な少年と我々だ2【男主】【wrwrd】 (ページ2)

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「取り敢えず名前を教えてもらえますか？」

そういうと随分と驚かれる

tn「はぇ～この学校で俺たちのこと知らんの
あんたが初めてやで、俺はトントン、ここにいるグルさんの補佐してます」

「最初に挨拶したのが初見だったもので」

os「オスマンめう～、ほんとに珍しいね俺らのこと知らない人」

ht「俺はひとらんらん、君は？」

「俺、望月Aて言います」

俺の名前を言った瞬間、一同あ～、と何か納得した模様

tn「もしかして昨日ぶっ倒れてた人？」

その認識のされ方はかなり恥ずかしいが事実だ

「恥ずかしながら、そうです」

tn「あの後大丈夫やったん？」

「いや、なんか保健室にすごい先生がいて」

tn「あいつに遭遇したんやな、お気の毒に
絶対あそこは使わんほうがいいぞ」

一同頷く
俺も本当にそう思います

os「Aちゃんそっち側じゃなかっためう～？
残念めう～」

彼は本当に残念そうにそう言う
その発言に体が固まるが、エーミールさんは、華麗にスルーして俺に話しかける

em「そういえば、ゾムさんと、ショッピくんが
Aさんの取り合いしてたんですけどなにかしました？」

そう言われて驚く
あの2人が俺の取り合いなんて身に覚えがなさすぎる

「そうなんですか？初耳です、別に何もした覚えはないんですけど」

os「多分、普通に接しているからだと思うめう～、
特にあの2人は普通に接されることが珍しいんだと
感じるめう～」

ht「俺たちは生徒会ってだけで、無駄な期待抱かれたり逆に恨まれたりするもんね」

そう思えば、ショッピくんは目のみはるほどのイケメンやし、ゾムさんも正門から入れないほどの
人気っぷりだ、ゾムさんもイケメンなのだろう。

他の生徒会の人も大変な思いをしているのは明白だ
そんなかで生徒会の存在を一切知らなかった俺は
すごい貴重なんだろう

「俺は生徒会の存在を知らなかっただですし、別に特別視するつもりも考えてなかったんで、普通ですよ別に」

tn「多分その謙虚な姿勢がいいんやろな」

謙虚なんて言われるの初めてなので少し驚く

...そういえば、俺と話さないかと言っていた
生徒会長が、すごく無言だ
彼の方を向くと

俺の方をガン見しながら、黙っている生徒会長が
びっくりして心臓が飛び出そうだ

「せ、生徒会長？どうしたんですか？」

gr「あ..あぁ、珍しいと思ってな、初対面で俺と接して気絶しない人間は」

彼は我に返ったようにつぶやく