二十四話 ページ33
何だかとんでもない取引をしてしまったのではないか、
鬱先輩は嬉しそうだしゾムさんはニマニマしている
そうこうしているうちに学校に近くまで着いた様だ
俺は正門に入ろうとしようとすると、ゾムさんに呼び止められる
zm「Aこっちやで」
学校とは真反対の方に手招きをされる
ut「やばいってゾムさんそれは」
鬱先輩は焦った様子で止めようとするが
一向にゾムさんは手招きをやめない
何だろうか？
状況が理解できないまま俺は、二人の後をついていく
その間も鬱先輩は
ねぇ、やばいってぐるちゃんに怒られるよ！とか
バレたらどうするのとか言っていたが、ゾムさんは
華麗に全スルーを決めていた
その様子に、鬱先輩は折れたみたいでその後は、ため息を一回ついたきり何も言わなかった
150メートルくらい歩いただろうか
zm「着いたここやで」
「えっ何ですかここ？」
あたりを見るが白い建物の壁にドアが一つついているだけだった
zm「ここは生徒会用入り口、裏口の裏口やな」
ut「俺たちのファンがよく正門にいて、正門から登校しようとするとプチパニックになるんよ、だから特別に校長先生に作ってもらったって訳」
zm「生徒会と一部の教師しか知らない超秘密の
入り口なんやで」
生徒会のファンがいることにも驚いたが何より
そんな秘密通路を軽く暴露しているゾムさんにも驚く
「えぇ！ゾムさん何で俺なんかに教えちゃったんですか、超秘密なんでしょ！」
zm「俺Aのこと信用してるし、これから
一緒に登校しようと思ったから」
あって2日目の後輩を信用してくれるゾムさんの人の良さが出ているが、それとこれとでは話が全く違う
鬱先輩があんなに反対していた理由がわかる、
俺がもし鬱先輩の立場だったら何としてもここを
知らせない様にするだろう
zm「まぁ、とにかく入ろうや、時間もきてるし
しかもここ生徒玄関よりちょー近道なんやで」
そう言うと同時にゾムさんは扉を開ける
歩いていくといつのまにか、教室についていて、
二人の姿も消えていた
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chachaha0415(プロフ) - トモさん» ありがとうございます！ (2019年12月22日 11時) (
レス) id: 62d109a64a (このIDを非表示/違反報告)
chachaha0415(プロフ) - 47さん» 誤字です (2019年12月22日 11時) (レス) id: 62d109a64a (このIDを非表示/違反報告)
47 - すみません。5話の『1ねんD組』はわざとですか？ 誤字ですか？ (2019年12月22日 10時) (レス) id: 08487fa41c (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 作者さんの正直なところわりと好きw自分で評価最高にするよね。俺もした。話の内容も面白いしこれからも応援してくぜ！ (2019年12月8日 12時) (レス) id: f2ff245dbd (このIDを非表示/違反報告)
chachaha0415(プロフ) - 猫ノ鈴さん» あと、どこに誤字脱字ありますか？お恥ずかしながら自分じゃあまり探せなくて、 (2019年8月2日 6時) (レス) id: 62d109a64a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者デーす | 作成日時：2019年6月15日 15時
