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第百五話 ページ15

炭治郎side




禰豆子を守ったのはAの結界だった。





禰豆子!!


禰豆子!!



息ができないっ!

押さえつけられて動けない。





Aは気を失ってしまっている。


Aが気を失ったからか、今はもう結界が解けてしまった。







実「出てこい鬼ィィ!お前の大好きな人間の血だァ!」





「バキィッ」






禰豆子の箱が壊された。

禰豆子が箱から出てくる。





やめろ。やめてくれ。
これ以上、傷つけないでくれ。






禰「フゥフゥフゥ」






禰豆子がボタボタ落ちる血を見ている。

早く、早く側に行ってやらなければ!






胡「伊黒さん、強く押さえすぎです。
少し緩めてください。」


伊黒「動こうとするから、押さえているだけだが?」


胡「竈門くん、肺を圧迫されている状態で呼吸を使うと血管が破裂しますよ。」






血管が破裂?そんなもの構わない。
Aが守ってくれた禰豆子を俺が守れなくてどうする!






炭「グゥゥゥ」


胡「竈門くん!」


炭「ガァァァ!」






ブチブチと何かが切れるような感覚があった。





俺は拘束されていた腕の縄を引きちぎった。
同時に押さえつけられていた力も無くなった。


すぐに禰豆子のいる座敷の方へと駆け寄った。






炭「禰豆子!!」


禰「!!」






「プイッ」







俺の声が聞こえたのか、禰豆子は流れる血にそっぽを向いた。




よかった…本当に、よかった…







産「どうしたのかな?」


に「鬼の女の子はそっぽを向きました。
不死川様に2度刺されていましたが、目の前で血塗れの腕を突き出されても我慢して、噛まなかったです。
それに、A様の血に酔うような様子もありません。」



産「ではこれで、禰豆子が人を襲わないことの証明ができたね。」



炭「!!」









わかって…もらえたのか…?

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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇(とくに炭次郎のところ) (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
れーー - つづき待ってます (2020年10月30日 23時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
ミナリンスキー - 全然大丈夫ですよ。書ける時でもいいので、いつでも待っています。宇髄さんはからかうの上手いけど、主人公ちゃんは照れていたしなぁ。宇髄さんに抱きしめてもらいたい、なんちゃって( -∀-) (2020年8月18日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
月城(プロフ) - ミナリンスキーさん» はじめまして。コメントありがとうございます!最初から読んでくださり、ありがとうございます!仕事が忙しくて更新が滞っていますが、頑張って更新できるようにします!今後もよろしくお願いします。カナヲちゃんとの絡みも入れていきます! (2020年8月8日 22時) (レス) id: 9dff787f75 (このIDを非表示/違反報告)
ミナリンスキー - はじめまして最初から読んでいます。炭治郎との関係がますます気になります。カナヲちゃんとはもっと仲良くなってほしいです。続き楽しみに待っています。 (2020年7月30日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月城 | 作成日時:2020年6月28日 22時

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