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第五十話 ページ7

『それにしても…このおはぎ…やっぱり美味しいですー!!』


Aが両頬を押さえて言う。


冨「あぁ。(Aはおはぎが好きなのか?今度買ってきてやろう。)」


実「うめぇな。Aもおはぎが好きなのかァ?」


『"も"っということは、不死川さんもおはぎ好きなんですね!!一緒ですね!』



Aの言葉に焦る不死川。



実「ちっ、ちげぇよ。(チッ!口が滑った。)」


『でも、食べてる時凄く幸せそうな顔をしていましたよ。ね?冨岡さん!』


冨「あぁ。美味いおはぎを見つけたら不死川にも買ってきてやろう。」


冨岡が無表情で言う。


実「だあぁぁぁぁあ!ちげぇって言ってんだろうが!冨岡もこんな時だけしっかり喋ってんじゃねぇ!忘れろっ!
(コイツ(冨岡)だけには知られたくねぇ!)」



『ふふふ。不死川さん!今度おはぎ食べに行きましょうね!』


実「あ"ぁ?気がむいたらな。(最終選別が終わったら連れて行ってやるか…)」









美味しそうにおはぎを頬張るAを見て、不死川も残りのおはぎを食べたのだった。









その後、休憩を終えた後、再び呼吸の精度を上げる修行を行った。


終わるころには日が沈み、暗くなっていたのだった。









実「今日はここまでだ。ちっとはマシな動きする様になったじゃねぇか。」


『本当ですか!?』


実「呼吸の精度も悪くねぇ。お前なら最終選別も突破できるだろうぜェ。」


そう言ってAの頭を撫でる不死川。


『ありがとうございます!!必ず、生きて戻ります!!』


実「当たり前ぇだァ。俺が鍛えてやったんだからなァ。簡単に死ぬんじゃねぇぞ。」


『はいっ!最終選別から無事に生きて帰ったら、おはぎ食べに行きましょうね!』


ニコニコしながら不死川に言うA。


実「俺は好きなわけじゃねぇが、付き合ってやるよ。(ニコニコしながら言いやがって。否定もしにくいじゃねぇか!)」







冨「A、必ず生きて突破しろ。」


『はい。必ず生きて帰ります!』



実「(そういや…コイツら生き別れた兄妹だったな。
ちょっと2人にしてやるか。)
俺はもう帰るからよォ。
A、お前はゆっくり休んどけよ。
明日からも柱の修行があるんだろうしなァ。
じゃあなァ。また暇になったらきてやるよ。」



『不死川さん!ありがとうございました!約束、忘れないでくださいね!!』






その言葉に不死川は軽く手を振って去っていった。

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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇(とくに宇随さんのところ) (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
月城(プロフ) - 雪さん» 雪様、コメントありがとうございます。試行錯誤しながら書いていて、うまく書けているか不安でいっぱいでしたので、そう言って貰えてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします(o^∇^o) (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9dff787f75 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます! とても良い作品を書いていて羨ましいです! これからも更新頑張ってください! 応援しています! (*^▽^*) (2020年6月14日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月城 | 作成日時:2020年6月9日 15時

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