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第六十七話〜宇髄side〜 ページ24

宇髄side



あれから7日後、
今日は最終選別が終わる日だ。



俺はAの護衛の為、藤襲山へ来ている。




身を潜めて待っていると最終選別を突破したであろう者が山から出てきた。


その中にはAもいた。

 

宇「はぁぁぁ。地味に心配だったがその必要はなかったみてぇだな。」



Aに大きな怪我が見当たらないことにホッとした。






それから、今後の説明が始まろうかと言う時に何やら揉め始めた。





珍しくAが怒っている。







『貴方は、自分がそうなるかもとは考えられないのですか!?
人間は鬼と違って身体を再生することはできません!失った手足が生えてくることはありません!
それでも、命を懸けて鬼と戦うと決意してここに来た、この方を貶すことは人間として間違っています!』


男2「あぁ?俺に指図するんじゃねぇよ。女のくせに。」



男がAの胸倉を掴んだ。





俺は一瞬、出ていきそうになったが、堪える。



あいつ……あのもみあげ野郎!
Aに手を出したらタダじゃおかねぇ!



そう意気込んでいると、Aが自分の胸倉を掴む男の腕を掴んだ。







『女だからなんだと言うんですか?私が貴方の手を振り解けないほど弱いと思いますか?』


男2「女のお前が俺より強いわけがないだろ。できるもんならやってみろよ!」





女だから弱いという言葉にカチンときたんだろう。
あのもみあげ野郎は強さの意味を履き違えてやがるな。





Aが男の腕を掴む手に力を入れる。





宇「あっ!あいつまさか…」

呼吸で筋肉強化するつもりか!?







『シィーッ』


「ミシッ」





うわっ…派手に折っちまいやがった!

あんなに怒ってるAは見たことねぇ。

怒ってるからって骨まで折るか!?






男2「っ!?」









Aは男の力が緩んだ瞬間に胸倉を掴む手を振り払った。

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琴音 - めちゃくちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇(とくに宇随さんのところ) (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
月城(プロフ) - 雪さん» 雪様、コメントありがとうございます。試行錯誤しながら書いていて、うまく書けているか不安でいっぱいでしたので、そう言って貰えてとても嬉しいです!ありがとうございます!これからも更新頑張りますので、よろしくお願いします(o^∇^o) (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9dff787f75 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます! とても良い作品を書いていて羨ましいです! これからも更新頑張ってください! 応援しています! (*^▽^*) (2020年6月14日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月城 | 作成日時:2020年6月9日 15時

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