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「明日からまた仕事だ」


ソファの下でゲームをするウォヌの隣に座り、体育座りで目の前のゲームを見つめる。



「難しい?」

ウォヌ「ちょっと。でも楽しい」



いいなー、私には趣味なんてないし。



いや、ないんだけど…


「ヨボセヨ〜ディノちゃん〜」


ディノ「ヨボセヨ〜ヌナ」

「ヌナ明日から仕事だから頑張ってねって言ってほしいです」

ディノ「ヌナ!お仕事いつもお疲れさまです。頑張って!」



ウォヌの隣でディノちゃんに電話。

近所に住んでいて可愛い弟のような存在で



「あぁ、、ありがとうヌナがんばれる」


電話じゃなくて実際いたら頭撫でたのに!とディノちゃんの近況もニコニコして聞いていたら


ウォヌ「スピーカーにして」



いつのまにかゲームの電源を切って私の方を向くウォヌ。


「はいはい」



ディノちゃんごめんね、今からスピーカーにする。と言いスマホを耳を離してスピーカーボタンを押す。


ウォヌ「ディノ」

ディノ「…ヨボセヨ?ウォヌヒョン?」



嬉しそうに若干ニヤけながら電話するウォヌに唯一の楽しみかわいいディノちゃんを取られてしまったので



「お酒飲もうっと」


冷蔵庫からキンキンに冷えたお酒、と言ってもアルコールが低い甘いのを飲む。


「んん美味しい〜染みる」



体を冷蔵庫に向けたままごくごく飲んでいると後ろから「俺も飲む」と声が聞こえた。


振り返ろうとするとウォヌが屈んで私の手にある飲みかけのお酒をごくごく飲んだ。



「あ、」


またすぐ人の飲む〜と私より高いウォヌの目線に合わせて言うと


ウォヌ「すぐ酔うくせに」

「、そうだけど」

ウォヌ「ふは、認めるんだ」



ゆっくり飲めばいいのに一気に飲むから、と飲もうと伸ばした手はウォヌによって阻止された。


「届かない!ちょうだい!」


背伸びして手を伸ばしてもウォヌが上にあげたお酒にはどうやっても届かない。


ウォヌ「もう酔ってる?」

「酔ってない!」

ウォヌ「はいはい笑」



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作者名:tea | 作成日時:2021年11月29日 0時

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