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「ウォヌおはよう」
ウォヌ「おはよ」
「ウォヌは早く来るんだね」
次の日の朝、教室に着いたのは8時15分。
既にウォヌは来て本を読んでる。
ユア「A！おはよー！」
「ユアおはよ〜そういえば私たち席遠いねえ」
ユア「今更？昨日言おうそれは？」
「んふふ、冗談だよ」
ユア「ま、いいや！てか昨日後ろのイケメンと手繋いでたでしょ！」
あー、あれ？ジュンくんと繋いでたのユアに見られてたのか…
座って目の前にいるユアを見上げると目をキラッキラにさせて興味ありげに聞いてくる。
「あれは握手」
ユア「いや、ずっと繋いでたけど？」
ウォヌ「俺の方がAと長く繋いでたけど」
…張り合わなくていい！
なに強気でドヤ顔してんのこのウォヌや！！
ユア「もう友達なの？私ユア。よろしくねっていうか何、私のAと手を繋いだって！？」
ウォヌ「うん」
ユア「要注意人物だわ！あんた名前は？」
ウォヌ「チョン・ウォヌ」
ユア「チョン・ウォヌ！私のAにちょっかい出すんじゃないよわかった？」
いや母か。
コミュニケーションの取り方が漫才みたいになってきた2人を横目に、眠そうに教室に入ってきたジュンくんを見つけた。
めっちゃ目擦ってる、笑
ネクタイもちょっとずれてるし…笑
なんか少女漫画に出てくる顔面なんだけど…これは女の子が黙ってないな、
ほら今話しかけられた。あ、なんかペコペコして謝ってる。
「ふふ笑」
ユア「ねえAそうだよね！？」
ウォヌ「いや俺だろ」
「、え？なに？ごめん聞いてなかった」
ユア「も〜！あっやばまたあとで！」
ユアはチャイムが鳴って体を何個も机にガタガタ当てながら走って自分の席に座っていった。
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作者名：tea | 作成日時：2021年11月25日 14時
