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「眠い。あーー眠い。」
「うるさい。寝ろ。」
ヨンジェはまた昨夜ゲームでもしてたのだろう。
空港へと向かう車中ずっと眠いを連呼してはジェボミヒョンに諭されている。
そういう僕も、6時間は寝たはずなのに、眠くてたまらなかった。
ライブでは毎回想像以上の体力を消耗する。
まだ若いから平気なのかもしれないけど
身体も鍛えていかなきゃいけないんだと思い知らされる。
アーティストってなかなかハードな職業だ。
空港でも大勢の現地のペンが待ち構えていた。
それぞれにスローガンやスマホの画面をこちらに向け、僕らを送り出してくれた。
機内に入り、シートに座るや否や、深い眠りに誘われた僕が次に目覚めたのは、飛行機が着陸準備に入るところだった。
見慣れた金浦空港へ到着すると、
同じ飛行機に乗っていたであろうペンや、入国口で待ち構えているペンもいた。
寝ぼけ目にメガネをかけてごまかして、ぞろぞろとついてくる彼女たちニコリと笑顔を作りながら進んだ。
到着ゲートを抜けたところにまた大勢のペン達が待っている。
ぼうっとする頭で真っ直ぐ前を見ながら歩いていると
詰めかけてくる人だかりに押されて、1人の女性が大きく前のめりに倒れそうになっていた。
「危なっ…」
思った時には遅くて、彼女はそのまま前に転んでしまった。
まだ寝ぼけてぼうっとしていたからだろうか
何故だか僕はその彼女から目が離せなくなっていた。
その場に座り込んだまま辺りをキョロキョロ見回した後、そろりと立ち上がった彼女の視線がこちらに向いた。
今にも駆け寄りそうだった。
手が伸びかけていた。
寝ぼけていたからじゃないと確信した。
思わず立ち止まってしまった僕は、少し離れた所にいる彼女にわかるように
「大丈夫？」
と大げさに口を動かしていた。
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みな(プロフ) - ゆなさん» ゆなさんお久しぶりです(；ω；)！ありがとうございます！！長かったですよね！笑 本当にお待たせしました(>_<)！最後までありがとうございました☆☆ (2017年8月14日 15時) (
レス) id: c62399c635 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - お疲れ様でした！長かったーー(＞＜)幸せになれてよかった〜☆大好きな作品です。新作お待ちしてますね (2017年8月14日 9時) (レス) id: e9870e4d07 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - プーさんさん» はじめまして！！コメントありがとうございます（ ; ; ）！とても嬉しいです（ ; ; ）更新遅くて本当にすみません！！ご期待に応えられるようにがんばります(^-^)！！！ (2017年5月20日 22時) (レス) id: c62399c635 (このIDを非表示/違反報告)
プーさん(プロフ) - 心がキューンと切なくなりました。もっと先を読みたい読みたいと一気に読んじゃいました。早く続きを読みたいです。 (2017年5月14日 2時) (レス) id: 1835c4437e (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - ひかりさん» そんな(TT)！とんでもないです！！ありがとうございます！！そんな風に言って頂けて、とても励みになります(TT)！近々更新できるようにいたしますので続きもよろしくお願いします♪ (2017年4月23日 3時) (レス) id: c62399c635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みな | 作成日時：2017年1月20日 1時
