5#船出2 3 ページ17
『よし·····これくらいでいいかな』
「·····手馴れているな」
『船旅初めてでは無いからね·····あとは服の調達かー·····つなぎじゃダメなのかなあ』
「俺は構わないが、あいつらが認めねェだろうな」
『ですよねー·····』
「あいつらなりに思ってやって言ってるんだと思うぞ」
『え?』
「皮膚を隠すために服の選択肢があまりなかったんだろう?今は我慢する必要ないんだ」
『そっか私は·····』
「ああ、自由に着こなしていいんだ。·····それに見てみたい」
『ん??』
「何でもねぇよ」
聞かれなくて良かった·····と心の中で思うのだった
『じゃあ····欲しい服があって······調達ついでに買ってもいいかな?』
「好きにしろ」
『ありがとう、行ってくるね。·····つけられてるけど一人で行ったらダメだからね』
「ああ、わかっ·····!気づいてたか」
『ええ、私がひとりで町で買い物している間もずっと·····ほんとしつこい』
「そうだな」
『とりあえず、ヤツらのことは後回しにしよう?今は·····2人きりに久々になれたんだし、もっとお話したいの。だから·····』
「············」
『ってロー!?どうしたの!?』
「何でもねぇ、待ってるから早く済ませてこい·····!」
お店の扉をあけ、彼女の背中を思い切り押して扉を閉めた。
たく·····何故こんなに振り回されなきゃならねェんだ。
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櫻葉茶(プロフ) - 優月さん» 優月様⋮ コメントありがとうございます!昔の話もっと詳しくないのかなと調べていた際に小説に出会い、読んだあとは妄想が止まらなくていつの間にか書いておりました。昔も今もかっこかわよなロー好きです(黙れ)長々と失礼致しました! (2022年6月28日 21時) (レス) id: 20853f77ef (このIDを非表示/違反報告)
優月(プロフ) - 昔のローの小説の内容を書いてくれる人なかなかいなかったので嬉しいです!ありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) @page18 id: 64e1253a31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻葉茶 | 作成日時:2022年6月6日 23時