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『そんな大先生が好き』
と。
『_あ、と、皆そんな大先生が大好きだから、そんな風に言っちゃあかんねん』
我ながら苦しい言い訳を披露し、それから大先生の言葉を待つ。
けらけら、と笑いながら私の褒め言葉を茶化していった大先生は今や口を閉ざしている。
賢くて、それから女心をよく知っている大先生ならさっきの 好き がどういう意味かは分かっているだろう。
それでいて、なぜ茶化してくれないのか。
流してくれないのか。
視界が少しぼやけてきた時、
｢なぁAちゃん。｣
肩に置かれた手と目の前の真剣な目付きがなんだか恥ずかしくって、ムズムズして、視線を下へ向ける。
｢ほんまに？｣
顔を覗き込んできた大先生を見るのも恥ずかしくって顔を逸らした。
｢ほんなら、4年目からは1人に絞ってみよかな｣
そんな言葉が聞こえ、思わず顔を上げれば、
そう言って口角を上げる大先生の顔があった。
もしかしたら、なんて期待させる言葉をわざわざぶつけてくる彼は本当にずるい。
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でふぉ - すごく好きです。好きな作者さんばかりで、もっと早く読めばよかったと悔やんでおります。皆さん口調に違和感がなくて、入り込みやすくて好きです。ドキドキしたり、涙腺が少し潤んだりして、とても面白かったです。ありがとうございます。長文失礼しました。 (2019年8月22日 17時) (
レス) id: edb0d1df06 (このIDを非表示/違反報告)
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