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そしてドアノブに手を掛けたその時、後ろからぐっと後ずさる。
自分の腹には私以外の腕。
...腕？
甘い匂いがたちまち鼻に香る。
『....グルッペン、離してよ。』
「離すわけないだろう、いや離してたまるか。」
『もう私は！！ここにいる意味も資格もないの！！！！』
「誰がそんな事を決めたんだ？Aか？」
『そんなの決まってるでしょ、私以外いないわ。』
「それじゃあA。この国にいる意味と資格を与えてやろう。」
『は、？』
「俺の嫁になれ。」
「生涯俺の隣に居ればいい。互いが死ぬその時まで愛を誓えばいい。」
「なってくれるか？俺の嫁に。」
時計の針は夜中の0時を回った。
その瞬間、花火が空に打ち上がる。多くの国民が空に向かって微笑んでいるのが窓越しだが感じ取れた。
想い続けて三年目、いや四年目？三周年？
『ばーか！！ばかばか！』
『なんでそんな事までするのよ！！』
「なんでって俺がお前の事を好きだからだ。」
「もう一回言うぞ、俺の妻になってくれるか？」
『よろしく、っおねがいします...！！！！』
その瞬間、扉からメンバーみんなが出てきて祝福してくれた。
三周年のあなたと、共に入れることに感謝します。
ありがとう、これからもよろしくね。
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でふぉ - すごく好きです。好きな作者さんばかりで、もっと早く読めばよかったと悔やんでおります。皆さん口調に違和感がなくて、入り込みやすくて好きです。ドキドキしたり、涙腺が少し潤んだりして、とても面白かったです。ありがとうございます。長文失礼しました。 (2019年8月22日 17時) (
レス) id: edb0d1df06 (このIDを非表示/違反報告)
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