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洗面室から出てきたところでドライヤーを奪われて、クリスが髪の毛を乾かしてくれてる。優しく髪を梳かれるのが気持ちいい。
『これ毎日やってほしー…』
BC「え？」
『なんでもない…』
危ない、声に出てた。どうやらクリスには聞こえなかったみたいなのでセーフとする。首を横に振ってなんでもないって意思表示をしたらいつもの優しい目で微笑んでくれた。
ぎょんちゃん関係にちょっと過剰に反応しちゃうらしいクリスのヤキモチも一旦おさまった…っぽいかな？
BC「ん、乾いたよ」
『ありがとー…へへ』
ドライヤーを片付けてこようと思って手を出したらニコニコで引っ張っられてハグされて、あまりの幸せに笑ってしまった。
BC「なんで笑ってるの？」
『いや、ドライヤー片付けようと思ってたんだけど…んふふふ』
BC「…あとで僕が片付けとくから。うん、もうAの匂いしかしないね」
『合格？眠くなっちゃいそうだからベッドでお話しよ？』
まだちょっとヤキモチ残ってたみたいです。かわいいから撫でたいけど寝室に移動してからにする。お互いの予定を確認して目覚ましをセットして、振り返るとクリスが手を広げて待ってた。
BC「…早く」
かわいい。でも今日はなんとなくわたしがぎゅっとしたくて逆に手を広げてみる。
『クリスが来て』
BC「wow…」
クリスがとってもいいこに大人しくハグされてくれたのでふわふわの髪の毛を撫でながら首に手を回す。クリスもわたしの腰に腕を回してくれて、あったかい…。
『今日…もう昨日か。何時くらいから来てたの？』
BC「22:30くらいかな」
『ありゃ…待たせてごめんね？』
BC「いや、連絡できてなかったしね。…楽しかった？」
『うん、でもクリスが来てるってわかってたらもうちょっと早く帰ってきたよ』
BC「そんな気は遣わなくていいけど、あ、スホ先輩にお礼言わなきゃだよ」
『なんで？お支払いはチャニョラだよ？』
BC「え？いや玄関まで送ってくださったでしょ？」
『え…？そ…う言われたらそんな気がしてきた…。え？え、じゃあ…』
BC「うん、僕に抱きついてくれた時もいらっしゃったよ」
『え…どうしよ…なんかEXOうるさそうだから公開まで言うつもりなかったんだけど…言うべき？や、でもカトク静かだよ？』
BC「いずれご挨拶しますって言ったら、誰にも言わないとは言ってくださってたよ」
『えー…明日にでも連絡しとく』
BC「うん、早く公開したいな」
『…そうだね』
本当に、いいのかな。
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作者名：c | 作成日時：2023年11月15日 22時
