Peach! (ページ49)

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言い争っているとヌナが起きた。
『ふたりとも何してんの…』

HN「一緒に作業しようって誘いに来たらAヌナ寝ちゃってたから待ってた！」
CB「いやお前も寝てたろ」

2人にさっきの写真を見せる。

『ビニや、盗撮はいけないよ？いけないけどすぐにヌナにそれ送りなさい』
HN「もしかしてヒョン…これ…メンバーに…」
CB「送った」
HN「Oh…」

『あ、ねぇラップ入れたいんだけど単語が出てこないとこがあってね』
CB「ヌナ最後に家で寝たのいつですか」
『えー？いつだっけな、あ、この曲なんだけど』
CB「Aヌナ！」

大きい声を出してしまった。

『えーっと…一昨日、かな…？でもシャワーは借りてるしもちろん着替えてるし、あ！化粧水もね、冷蔵庫に常備して…』
CB「ヌナ」
『だって…』
CB「だってじゃないよヌナ…家には帰らなきゃ」
HN「うん、そんなに急ぎのやつないでしょ？」
『ないんだけど…うー…』
CB「どうしたんですか」
『今調子いいみたいで歌詞がすっごい出てくるの…今作っとかないと…』

CB「ヌナ、忘れちゃうような歌詞は忘れていい歌詞だよ。家に帰ってちゃんとベッドで寝て。俺ら明日からツアーに出ちゃうから何かあっても何もしてあげられない。それは嫌だよ。」
HN「そうだよヌナ。約束してくれないと心配でほっぺ減っちゃうかも。」

『それはだめ！』

HN「でしょ？じゃ約束して」
HN「遅くなっても22時には帰る」
『うん…』
CB「健康的な食事をする」
『うん…』
HN「1日1回はおれらにセルカ付きで連絡する」
『うん…ん？』

HN「いえーい、ヒョンほめて！」
CB「よくやったハンジソン！」

『ちょっとハナ、さすがにセルカは…』

HN「いやなの…？🥺」

『いやじゃないよぉ！送らせていただきますゥ！』

ーーー

FL「それってもちろんぼくらも見れるんだよね、ヌナ？」
入口を振り返ると神々しい笑みを浮かべたFelix様を筆頭にSKZたちが勢揃いしていた。

HN「あわわヨンボガ…」

ハニがわたしの後ろに隠れようとしている。かわいいけどビニの後ろの方が安全なんじゃないかな。

じゃれあう天使(Felix)と天使(ハニ)を眺めてニヤニヤしている間にいつのまにかSKZとわたしのトークルームが作られており、毎日の帰宅報告を義務付けられた。

なんてことだ。