76 ページ36
.
田中side
俺のミスで皆に迷惑かけて、これ以上足引っ張らないために覚悟を決めた。
そんなときに
_________バタッ
「え?」
急に崩れ落ち、荒い息で床に横たわるA
「……っA!どうしたんだよ!」
俺以外のみんなも焦って大声をあげる
「あっつ…」
細くて、でもしっかり筋肉のついた体に触れると感じる異常な熱
俺達が大声で騒いだせいで、青城やギャラリーも「なんだ?」とこちらを見ている
大「と、とりあえず、担架!」
武「っ、すみません!担架お願いします!烏野高校選手1名倒れました!」
Aが担架に乗せられ、会場を去った後でも騒ぎがおさまらない
「なに?誰か倒れたの?」
「倒れたの成宮くんだって……」
「えっ、成宮くん!?大丈夫かな……」
そんな中、俺たちに近寄ってきた1つの影
影「……及川さん」
及「あーあ、Aちゃん倒れちゃったね。確かに朝からしんどそうだったし」
「朝から??朝はアイツ普通だった___」
及「どこが?」
朝はいつも通りだった。と言おうとした瞬間、遮られる。
それに、ムカムカしてくるのが自分でも分かった
「っなんでそんな事わかんだよ!Aはずっと俺たちと一緒に居たじゃねーか!」
及「うん、そうだよ。Aちゃんはずーっと君たちと一緒にいた。逆に気付かなかったんだね、あんなにフラフラだったのに。ありえなーい」
挑発しているのかなんなのか、そんなことを言ってくる及川徹に何も言い返せない
そのまま最後に俺を見て、反対側の青城コートに帰って行った
……分かった。
最後に俺を見た鋭い目
及川徹は、俺たちに怒っているんだ。
そのまま、
Aが倒れた事と、Aの不調に気付けなかった自分達にショックをうけた烏野は青城に負け、インターハイ予選はあっけなく終わった
.
2645人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
竹取物語 - 50話の「スーバースター」って、「スーパースター」じゃないですか? (2019年8月30日 16時) (レス) id: c1a1e789c3 (このIDを非表示/違反報告)
ch(プロフ) - イブさん» ほんと変でしたね…笑。ご指摘ありがとうございます!!大地さんに直させて頂きました!! (2019年1月30日 21時) (レス) id: 781593a4f1 (このIDを非表示/違反報告)
ch(プロフ) - 猫かぶり少女さん» めちゃくちゃ嬉しいです!!笑笑ありがとうございます!! (2019年1月30日 21時) (レス) id: 781593a4f1 (このIDを非表示/違反報告)
イブ(プロフ) - 83話で影山がサーブをしてるシーンがありますが、84話で影山が合流するので少し変じゃないかなと思いました。勘違いならすみません(・・;)お話とても面白くていつも楽しみにしています頑張ってください (2019年1月30日 20時) (レス) id: 0e012c0e18 (このIDを非表示/違反報告)
猫かぶり少女(プロフ) - うん神ですね( ´・∀・`)ヤバイですマジ尊敬します 応援してます頑張ってください (2019年1月29日 21時) (レス) id: e93bca515e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ch | 作成日時:2019年1月3日 15時