怪盗ラストVS我々だ!Ⅵ【d!】 (ページ16)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:64,417 hit

Ⅳ-66個目　皆の活躍３ページ16

【*コネシマside*】※すいません。抜けてました。

「うぉらッ!!」

Aがくれたファルシオンでゾンビ共の頭を薙ぎ払う。

やば、使いやすいんやけど。

それにAがくれたんやから余計力が湧く。

大好きな人から物を貰うってこんな嬉しかったっけ。

…あかん。にやけるわ。

これ終わったらAに撫でてもらお。

あいつに撫でられんのめっちゃ好きやねん。

「早よ死ね!!」

にやけながらゾンビ共を倒していると、大先生が後ろからゾンビに狙われているのが見えた。

大先生は遠距離やからあんな至近距離だと戦えん。

俺が助けてやらんと…!

ダッシュで大先生に駆け寄り、剣を振るう。

「大先生、危ないでッ!」

ザンッ、とゾンビの頭を刺す。

「んぇ？」

間抜けな声を出して、大先生が振り返った。

深海のような青い瞳が俺を捉える。

「おぉ、シッマやん。どしたん？」

あまりにも呑気なこいつをぶん殴りたい。

「どしたん？やないわ!!お前、遠距離やから自分の近くに居るゾンビ倒せないやろ」

「ありがとうシッマ。おかげで助かったわ」

一体こいつは何処まで呑気なんや。

そんなんやからAに助けられるっちゅうのに。

「…はぁ～…ええわ、俺がお前を援護したる。安心してゾンビを倒せ!!」

頭をゴシゴシ掻いてゾンビ共に向き直る。

「マジで？そら嬉しいわぁ～。じゃ、後ろは任せたで」

「おう!!」

さっ、大先生に借りを作るため、ゾンビを倒しますか!!

｛*こーすけside*｝

「うわっ、敵の数多っ!!」

ゾンビを撃ちながら言う。

「ぱっと見…500とか、その辺だな。でも一匹倒れるごとにその分増えている」

…これじゃあ、弾が切れたらそこで終わりだな。

ナイフとか剣の奴が倒すしかない。

…まさか、レアルカは俺達狙撃銃を先に潰そうとしている…？

「もしそうなら…いや、100％そうだな」

なら、Aがレアルカを早く倒さないといけなくなる。

さっきみたいにゾンビを一気に倒したAなら、これぐらい一時間あれば倒せそう。

…ま、Aは今レアルカの相手をしてるんだから俺達でこいつらを何とかしなきゃな。

「ふぅー…頑張ろう、キヨ」

俺は後ろで俺の援護をしてくれているキヨに話し掛ける。

「ったりめぇだ。俺達のリーダーのため、ゾンビ共を片付けようぜ」

【*シャオロンside*】

「動きが鈍すぎっすよ～」

シャベルを振り回してゾンビ共に言う。

はは、雑魚すぎやろｗｗ

量も多いし運動に丁度ええなぁ!!