��-41個目 武器を渡しに１ ページ41
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出た時と同じように窓から部屋に侵入。
そして何事も無かったかのように武器を持って総統室へと足を動かす。
まじないは終わった。
あとはこれでレアルカ共を倒すのみ。
…もうすぐ、終わる。
大丈夫。俺には…グルッペン達がいる。
絶対、絶対大丈夫だ。
深呼吸をして、総統室を足で開ける。
両手に武器を持ってるから開けられないんだ。
「A、おまじないは終わったのか？」
椅子に座って何やら考え込んでいたグルッペンが顔を上げ、俺に聞いてくる。
「終わったよ。武器、渡しに来たんだ」
グルッペンのは…銃弾だな。
あらかじめ分けておいた銃弾の入っている袋をグルッペンに渡す。
「グルッペンのはボーチャードピストル用の弾。一人500発はある筈。無駄にすんなよ」
「わかってるゾ。ありがとうな」
二カッと笑って頭を撫でてくるグルッペンに…少しだけ、胸が締め付けられた。
「…じゃあ、他の皆の所にも行くわ」
逃げるように総統室を出て、次は食堂に向かった。
足で扉を開けて中に入る。
「フジ、ヒラ、トントン、オスマン」
食器を洗っていた四人に話し掛ける。
「ん、おぉA。おまじない終わったん？」
「あぁ。トントンはブロードソードだ」
「ありがとう」
「フジはコルトM1848用の銃弾。500発くらいあるから」
「ありがとう、A」
「オスマンはS＆W M29用の銃弾。弾の数はフジと一緒」
「ありがとうめう〜」
「ヒラはトゥヴァイハンダー」
「わぁ、ありがとう!」
それぞれに武器を渡す。
「…あ、ハル」
ソファで寝ているハルに目がいった。
「ハルのもあるけど…できるだけ使わせたくないんだよな。でもそんなこと言ったら…ハルは怒るから、渡しておくよ。
ハルのはエストック。お前を、守ってくれる筈だよ」
寝ている横にエストックを置いて食堂を出る。
次は…訓練場かな。
こちらも足で扉を開けて入る。
訓練場にはコネシマ、シャオロン、ゾム、ショッピ君、キヨ、レトルト、牛沢がいた。
「あ、Aやん」
俺にいち早く気付いたシャオロンが近くに来る。
それに続いて他の皆も来た。
「はい、シャオロンはシャベル。大事に使って」
「Aが触ったやつやもん!大事にするに決まっとるやろ!!」
「コネシマはファルシオン。強化したから乱暴に扱っても壊れないぞ」
「プロ結果やな!!流石Aや!!」
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名月(プロフ) - @毒素組大好きさん» そんなに見てるんですか！？嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年5月24日 19時) (
レス) id: f9f0c292b9 (このIDを非表示/違反報告)
@毒素組大好き - 面白すぎてこの話を読むの3回目です笑それほど面白いんでありがとうございます！ (2020年5月20日 18時) (レス) id: 41ac5a4538 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 零さん» ありがとうございます！！これからも頑張ります！！！ (2019年8月6日 17時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - すごい面白くて一気読みしてしまいました…！シリアスとギャグが絶妙すぎて…本当好きです！！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！！！！ (2019年8月5日 1時) (レス) id: 8f42cb60b1 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 栄養失調さん» ありがとうございます！！更新、頑張ります！！！！！（迫真） (2019年8月4日 17時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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