��-40個目 体力には自信があるんだ ページ40
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「こんばんわ」
「っ!」
ビクッと肩をはねさせる少女に近付いて、驚かせないようにしゃがんだ。
「どうしたの？こんな場所で。仲間とはぐれちゃった？」
おそらく、この子はさっきの能力者達の仲間。
まだ幼いのに…擬態できる能力を持たせられている…。
可哀想に…。
「ぁ…の…ごしゅじんさまを…かえしてもらえませんか…？」
金と黄緑の瞳を持つ少女は小さくそう言った。
…ある程度の予想はしてたけど…弱ったなぁ…。
今カクハを解放するわけにはいかないし…てか解放したらまた実験するからダメだな。
「…ごめんね、ご主人様は今…世界を救うためにとても大事な人なんだ。だから…君の頼みは聞いてあげられない」
ごめんね、ともう一度言いながら少女の頭を優しく撫でる。
ふわふわの白髪。
…なんか、ネコ撫でてるみたい。
「…どうしても、だめ？」
「うん。申し訳ないけど…俺が送ってってあげるよ」
「…わかった…」
コクリと頷いた少女を抱き上げ、窓から外へ出る。
多分、そんなに遠くへは行ってない筈だが……
気配を探りながら夜道を走る。
…あ、あれ…かな。
大量の気配がしたのでそこに向かって全速力で走った。
予想通り、大量の気配はさっきの能力者達だった。
しかもなんか作戦考えてる。(白目)
「次はこうしましょう」
「いいね、それじゃあこれをこうして…」
…えー…？また来るの？
…脅そう。←
考えついたらすぐに行動。
俺は少女を抱えたまま彼らの上から登場する。
「「「「「ひゃっ!!？」」」」」
安全のため、少女は下に降ろす。
「…お前ら、懲りてないみてぇだなぁ…？」
ニヤリと笑って言うと、
「「「「「ひ、ひぃああああああああ!!!!!!？」」」」」
悲鳴を上げて逃げていった。
勿論、少女も一緒に走ってった。
手、振ってくれた。
かわい。
「…あ、早く戻らないと」
今夜襲撃できなくなっちゃう。
俺は急いで警察署へ戻った。
消えてしまいそう、か…。
��-41個目 武器を渡しに１→←��-39個目 おまじない
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名月(プロフ) - @毒素組大好きさん» そんなに見てるんですか！？嬉しいです！！ありがとうございます！！ (2020年5月24日 19時) (
レス) id: f9f0c292b9 (このIDを非表示/違反報告)
@毒素組大好き - 面白すぎてこの話を読むの3回目です笑それほど面白いんでありがとうございます！ (2020年5月20日 18時) (レス) id: 41ac5a4538 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 零さん» ありがとうございます！！これからも頑張ります！！！ (2019年8月6日 17時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - すごい面白くて一気読みしてしまいました…！シリアスとギャグが絶妙すぎて…本当好きです！！更新頑張ってください！楽しみにしてます！！！！！ (2019年8月5日 1時) (レス) id: 8f42cb60b1 (このIDを非表示/違反報告)
名月 - 栄養失調さん» ありがとうございます！！更新、頑張ります！！！！！（迫真） (2019年8月4日 17時) (レス) id: 4c76c89200 (このIDを非表示/違反報告)
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