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第3章 別世界 ページ14

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「_____」


「A!起きなさい!!」


「ふぁっ!?」





大声で名前を呼ばれて目を開ける。
天井は、見慣れた白色であった。





「........」


母「もう学校の時間でしょ!?いつまで寝てるのよ」


「.......お母さん...仕事は....?」


母「はぁ?あんたが生まれた時にやめたわよ?」


「へ」





一体何が起こっているのか。
私は、頭が真っ白になっていた。






ふと、自分の身体をみる。






「.......え....?」


母「早く、準備しなさいよ!」






手が、大きい。





「......は?」





反射的に、机に置いていた手鏡をとる。
そして、自分の見慣れた顔をみようと....






「はぁ!???!」






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そこには、






大人びた誰かの顔が写ったのだ。






ドタドタドタドタドタドタ





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「お母さん.....!」


母「なによ」


「今、わたし....な、なんさい?」


母「はぁ?」


母「19歳よ。この前大学生になったばっかでしょ!」






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「19歳!?!??!」


母「なに?朝からおかしい子ね。早く顔洗いなさい


今日1限からって言ってたじゃない。」


「で、でもなにがなんだか」


母「はやく!」





お母さんに急かされ、洗面所に行く。
すると、先ほどの大人のお姉さんが目の前に。





「........どういうこと....」





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これは夢?それとも....





いや、科学的根拠など存在しない。





私、今まで何してたんだっけ。
どうして、こんなに違和感があるんだっけ。





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ドタドタドタドタ





急いで自分の部屋に行き、鞄を漁る。





なにか、思い当たるものがあれば....





すると、学生証のようなものをみつけ瞬時に開ける。






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〇〇大学南学部 1年 AA





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そう、自分の名前が書いていたのだ。





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「ほ、ほんとに....?」





〇〇大学って、どこかで聞いたことがある。





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まるで別の世界のような感覚が脳裏にへばりつく。






そう、これは序章に過ぎなかった。

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mamemiya(プロフ) - 世界観がとても好きです。儚さと切なさも感じてとても引き込まれました。更新楽しみにしています。 (5月14日 19時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
あきゃつき(プロフ) - もぐさん» コメントありがとうございます!私も掴みどころないふかざわさんを書きたくて書いているので嬉しいです(笑)更新がんばりまーす! (2023年5月3日 19時) (レス) id: 976116a13a (このIDを非表示/違反報告)
もぐ(プロフ) - 年上のふかざわさんの柔和で掴みどころのない雰囲気にきゅんとします。これからも作者様のペースで、更新楽しみにしております。 (2023年5月3日 17時) (レス) id: e4d225bc30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あきゃつき | 作成日時:2023年3月3日 18時

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