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ガチャ
黒「...康二、もう寝た？」
寝室にきためめが小さな声で聞いてきたけど、いつも通り接しられる気がしなくて寝たフリしてしもうた。
隣にめめが入ってきたのを背後に感じながらもまぶたを閉じていると、軽く頭を撫でられた。その優しさにオレの目からまた一筋の涙が流れた。
次の日、目が覚めるともうめめは家を出ていて、携帯を見ると［寝てたから、起こさないまま家出るね。いってきます］とメッセージが入っていた。
橙「こんな早くから行ったんや
...朝さえ一緒にいれへんなんて...」
オレの口からは乾いた笑いしかでなかった。
家にいるといろんなことを考えてしまうから、出かけようと思い準備していると、しょっぴーからメッセージがきた。
青［康二、いまから買い物に行きたいんだけど
前言ってた加湿器ってなんだっけ？］
橙［〜やで。しょっぴー
嫌やなければでええねんけど一緒に行かへん？］
少しでも気を紛らわしたくて、しょっぴーを誘う。
青［えっ、逆にいいの？康二今日OFFだったよね？
予定あると思ってた］
橙［ある予定やってんけど、なくなってもうた］
青［じゃあ、一緒に行こ！んで、教えて］
橙［まかせろ！］
しょっぴーからの言葉に一瞬目を伏せたが一緒に行けることに安堵した。
しょっぴーと待ち合わせをして、一緒に家具や家電を見ていた。メンバーとの時間はもちろん楽しくて、昨夜のことを紛らわすには十分やった。ご飯を食べて最後に目当ての加湿器を見に行こうとした時、向こうの道にめめと幼なじみが歩いてるのが見えた。
あっ、めめや。ここ来てたんか。...楽しそうやな
青「康二？」
急に黙ったオレを不思議に思ったのかオレの目線をおってその先にめめの姿に気づいたみたい。
青「あっ、目黒じゃん。いいの？
声かけなくて」
橙「っあぁ、うん。
なんか幼なじみから相談があるんやって。
だから声かけんくてええよ。」
青「ふぅーん。そうなんだ。
じゃあ隣の子が幼なじみか。
なんかお似合いだね」
橙「...うん。小さい頃からの仲らしいで。」
青「康二！冗談だからw
本気にすんなよ！」
橙「うん。知っとる。
ほら買いに行かへんの？さき行くで？」
青「あぁ、うん
(...なんか、康二元気なくなったな)」
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とも(プロフ) - daiki0826shigeさん» 初リクエスト嬉しいです！少し時間かかるかもですが、書きたいと思ってます！ (2021年3月22日 3時) (
レス) id: c5febf3cdf (このIDを非表示/違反報告)
daiki0826shige(プロフ) - いつも見てます。もしよければ家族の話続編見たいです。無理なら大丈夫です。 (2021年3月21日 21時) (レス) id: de77ebbd09 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - かのさん» ありがとうございます！読んでくれる人がコメントも評価も優しくて嬉しいです！ (2021年1月19日 23時) (レス) id: c5febf3cdf (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 毎回毎回楽しみです！今のお話の続き気になります！めっちゃ楽しみにしてます！ (2021年1月18日 23時) (レス) id: e28c2c390a (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - あやさん» わぁ！コメントありがとうございます！ (2021年1月18日 13時) (レス) id: c5febf3cdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とも | 作成日時：2021年1月12日 23時
