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Daiki side
智洋 「なあなあ、シゲ。」
大毅 「ん?」
智洋 「最近、流星変やない?びっくりするくらい暗いし、なんか、わからんけどさ……。抱え込んでる様な、。」
確かに最近の流星は変や。
いつも通り居眠りしてたり、帰り際に忘れもんしたりはするけど、流星から暗いオーラというか雰囲気が漂ってんねん。
あと、リストバンドも気になる。
照史に聞いてみるか。
大毅 「なあ親方!!」
照史 「俺親方ちゃう!!」
大毅 「ごめんごめんw なあ照史、流星さ、前までリストバンドってつけてなかったよな?」
照史 「せやなぁ、しかも暗くなったの、リストバンドつけてきた時くらいからとちゃう?」
望 「ヒック、ヒック、あのなぁ、シゲ。」
小瀧が急に泣きながら俺に話しかけてきた。どうしたんやろ?
大毅 「小瀧、取り敢えず泣きやみ?ほんで、どしたん。流星のリストバンドのこと、なんか知っとんのか?」
幸い、今は上2人アンド流星がおらんから流星の話をバンバンできる。
あ、雑誌の撮影でな?
望 「あのな、あいつリスカしてんねん……。たまたま見た時どうしたんか聞いてみたら、村上くん家に遊びに行った日にたまたま村上くんとこの猫のちーちゃんにひっかかれたって言うててん。」
大毅 「おんおん、それで?」
望 「でも、どー見ても猫が引っ掻いてもできるような傷の深さやなかったし、なんか意図的やないと作れんとこに傷あってん。手首って絶対猫抱っこしとったら引っ掻こうとしてもいい猫ちゃんひっかけへんやろ?」
驚きを隠せなかった。多分、照史と神ちゃんも。
流星、なんでリスカしとんの?
俺らの前から消えようとせんといてや……
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作者名:紅葵 | 作成日時:2019年11月29日 0時