【おそ松さん】悪魔に血を要求されるんですけど【男主】

第４３話 ページ44

１０月３１日。ハロウィン。







何故か俺は仮装する羽目になっていた。








手にはトド松から無理矢理渡された服がある。着替えろ・・という訳か。





嫌に決まってんだろ！！







(ガチャッガチャ・・




主「チッ！おい、開けろ！！」



俺は固く閉じられた自室のドアをドンドンと叩いた。



しかし、ドアはビクともしない。




チ「A、少し我慢してね。それを着て街に行くだけで良いからさ」


主「って・・・これ今日のお前らとお揃いじゃねぇか！！」


チ「う、うん・・/∕」


主「・・・・・」





俺の手にあるのは彼奴らがたまに着る水色のスーツ。仮装・・・なのか、これ？





(コンッ



ふとノック音が聞こえる。




カ「安心しろハニー。半分悪魔にして尻尾をつけようとか思ってないからな！」


主「半分って・・ほぼ憑依されてんじゃねぇか！！っざけんな！！」


お「じゃあ猫耳カチューシャつける？」


チ「そうしようか♡」


主「○ね！！」









〜数分後〜








(バァァァァァァァァァァァァァンッ






俺は荒々しくドアを開けた。





ネクタイをゆるめながら登場する。







主「チッ。これでいいんだろ！」






「「(やだ。俺らより着こなしてる・・！)」」






ボタンを三つほど開け、ネクタイをゆるくしまくったせいかダボダボしている服がさらにだぼっとしていた。不良みてぇ・・。





ト「やっだぁもう！似合ってるぅ❤」


チ「ね、猫耳つけよう！ほら！！」


お「胸元開けすぎじゃねぇ〜？誘ってんの？」


カ「お、お揃いっ・・！！」



主「どんな格好しようが、俺の勝手だろ・・」




それから結局、猫耳カチューシャをつけて、街に行くことになった。








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作者から。

たくさんのコメント、お気に入りありがとうございます！

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今日の松

お「何？・・・たまには甘やかして欲しいの！そ、う・・ん・・もっと撫でで」

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