第１４話 ページ15
部屋を出れば、ドアの前で室内をキョロキョロと見回す女性が目に入った。
女性は俺に気付くと、ペコペコと頭を下げる。
主「依頼ですよね？お入り下さい」
女「は、はい…」
茶色い髪は腰まであり、身長は160cmあるかないかぐらい。
歩く姿を綺麗で、つい見とれてしまうほど魅力的な御方だ。一言で言えば、美女。
そんな美女を椅子に座らせると、俺も腰を下ろした。目の前で見ると美しさがさらに分かる。
女「あの……お金は…」
主「それは……解決したらこの依頼表にサインして本部の方へ依頼料金と共に送ってください(ニコッ」
俺は依頼表を女性に見せる。
今日の依頼で聞いた事をここにかき、解決に向かう。それで見事解決したら、サインしてもらい本部に転送。
その量や悪魔のレベルが高いほど、給料は高くなるのだ。
勿論、上級悪魔以上の討伐が一番高値だ。
一番低いのは悩み相談。まぁ、内容にもよる。
主「では、内容についてお話してもらっても宜しいでしょうか？」
女「はい…実は…」
俺はペンを握るとその内容を依頼表に書き込む準備をした。
女「最近、夜中に…部屋の中で蝙蝠(ｺｳﾓﾘ)が飛び回っているんです。ドアも窓を開けていないのに…何処からか入ってくるんです。その…鳴き声が不気味で寝れなくて……時々その状態で寝ると、男の人が夢の中で出てきて…怖いんです…」
蝙蝠・夜中・夢・男…
主「間違いなく、それは夢魔(むま)の仕業です」
女「ひっ…あ、悪魔ッ……」
主「えぇ。ですが下級悪魔なのでご心配なく。それと………まだ襲われてはないんですよね？」
女「はい…途中で起きてしまうので…」
主「それは良かった。手遅れになる前で良かったです」
(ギィィ…
そんな感じで依頼人と話していると、奥からドアが開く音が聞こえた。気になって見てみると、似たような顔が此方を覗いている。
(イラッ)
お「うわ、めっちゃ美人」
チ「ちょっと、おそ松兄さん!!ダメだよ覗きなんて…」
お「うるせぇチョロシコスキー！」
チ「あ"ぁっ！？」
主「あいつら…!!」
女「あの…どうかしまして？」
主「いえ、何でもございません。少し準備をしますので、お待ちください」
俺は依頼人の女性に紅茶を用意して、渡すと寝室へと向かった。
(ギイィ…バタンッ
お「ひゃあぁあ、すいません、もうしませんっ！だから、銃口を此方に向けないでェッ！！」
チ「ざまぁ」
主「てめぇ、依頼人が怖がるだろ」
お「ごめんなさぁい！」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
今日の松
お「何？・・・たまには甘やかして欲しいの！そ、う・・ん・・もっと撫でで」
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桜餅 - 死人さん» 死人さん!!!頑張ってください!!! (2022年11月3日 21時) (
レス) @page41 id: 02688dffc8 (このIDを非表示/違反報告)
カマキリ - うぇ？神ですか?やっぱりピンク最こｕ((更新頑張って下さい (2021年11月17日 1時) (レス) @page48 id: 60cf18d06c (このIDを非表示/違反報告)
(*ﾟ▽ﾟ*)ﾌｫｫｫ(プロフ) - おもしろいです！更新待ってます！頑張ってください！ (2020年7月27日 18時) (レス) id: 99a4d56779 (このIDを非表示/違反報告)
風邪(プロフ) - 死人さん！シバです！更新待ってますよう( ；∀；) (2019年8月6日 17時) (レス) id: 41ed55b1cf (このIDを非表示/違反報告)
こまき(プロフ) - 更新を……恵んでください……⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃ ﾋﾟｸﾋﾟｸ (2018年7月23日 23時) (レス) id: 89500cf1af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：死人 | 作成日時：2017年3月24日 0時
