子供扱い ページ13
A「はいっ、ありがとうございます！」
うれしそうな顔で振り返って
A「あーっ！紫耀く、」
紫耀「シーっ！！」
慌ててAさんの唇、人差し指でおさえた
A「・・・?!//」
笑顔で名前呼ばれたのはうれしっ♡
だけど、バレたらやばいからね
A「・・・どうか、した？//」
？って顔して目を見開いてキョロキョロ
小動物みたいでかわいい
紫耀「ほらっ、恥ずかしいからっ、」
慌ててその場を取りつくろう
(小声で)A「そうなの？笑
でも、パン屋さんに男の子1人でも大丈夫だよ
そういう子結構いるから、」
そういう"子"、ねぇー
明らかに俺、子供扱いされてんじゃん
男としてみてほしいのに
なんなら意識してほしいのに
てか、パン屋に来たことが恥ずかしいとかじゃなくってさ
A「昨日のパン、美味しかったの？笑」
だから来ちゃったの？って可愛い笑顔で聞かれた
いや、全然違うんだけどね？
ホントはただ、Aさんが気になって来ちゃっただけなんだけど
恋人でもないのに
正直に言ったらキモイって思われるよね？
紫耀「あー、うん。
ま、そんな感じ？笑」
そんな感じってどんな感じだよって自分でつっこむ
A「そんな感じってどんな感じー？笑」
俺の心ん中読んだような反応
A「あっ、何か飲みますか？
席決まってたらお持ちしますよ」
紫耀「うん、じゃあレモネードもう一杯
あそこの席にいるね」
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作者名：たまさくら
| 作成日時：2023年8月2日 21時
