-2- ページ3
宮城side
電車でおそらく一目惚れをしてしまった僕
ずっと頭があの子のことだらけで入学式なんてほとんど覚えていない
「宮城ー同じクラスだって〜」
「え?」
また、今年も紅林と同じクラス!
中学の時からずっと同じクラスだったから嬉しい
クラス内に友達がいるってだけでも最高なのでは?!
あの子もいるかなぁ
「教室いこ」
「うん」
in教室
「しんど」
なんと教室は4階。僕らが入学した学校は五階建てだからほんとにキツい
「こんなんでヒィヒィ言ってたら野球部なれないって!」
「宮城に言われたく無い」
そんないい合いをしながら教室に入った
まだ、みんな誰とも仲良くなってないからなんか、気まづい
「紅林静かだね」
「まぁ、な」
何故か僕もこの空気に圧倒され思わず小声になってしまう。
紅林と話していると教室のドアが空いた
そこには、今朝僕が一目惚れをした子がいた
ちなみに、
「えっ、、」
「どした?」
「いや、なんもない!」
「ふーん」
まさか本当に同じ学校だなんて思ってなかったし、それに、同じクラスなんて、、
神様って本当にいるんだな
そして、その子はキョロキョロして僕の席の近くに座った
まさかの出席番号近め
紅林はか行だからまぁまぁ離れてるけど、もしかしたら、あの子はま行かや行なんだろうな
いや、こんなこと想像してる俺キモすぎる..
64人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:にゃぎ | 作成日時:2023年9月1日 19時