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宮城side

今日から高校生

中学校の時とは違って電車通学だから少し緊張する

中学の時からの友達の紅林もいるし、まぁ大丈夫でしょ

「おはよぉ」

「おはよ、宮城眠そー」

「眠いよぉ、だって中学の時よりも30分も早い時間に起きるとか死ぬ」

「そんなので死ぬとか言ってたら野球部やれねーよ?」

「それはできる」

「なんで」

野球部は自分がしたくてしてるからね!
学校はめんどくさい

「入学初日からそんなんじゃダメだろ」

「ちょっと遅刻してきた紅林に言われたくない」

そんな会話をしながら電車に乗った

初めての電車通学でキョロキョロしてしまう

「見すぎやろ」

と紅林に言われてしまった

「そうかなー?」

紅林は何故か余裕そう、なんで?

各駅停車だからよく電車が止まる。

同じ制服を着た人や違う制服の人、私服の人やスーツの人たちが沢山いる。

ある1人の女の子が乗車してきた

その子に何故か僕は目を惹かれてしまった

その子は電車の窓を手鏡代わりに僕と同じ制服をチェックしていた

(同い年かな...?)

そして、腕に巻いていたヘアゴムで髪をポニーテールに束ねた。。

「かわいい」

「え?」

「え?あ、、え、あ、、なんもない」

「なんだよ、」

思わず声に出てしまった"かわいい"

紅林に聞かれてしまって恥ずかしい

なぜだろう、あの子を見てると胸が締め付けられる。

あの子の仕草にキュンとして、あっという間に恋に落ちた

静電気みたいにビリビリって、、、

でも、ここでなにかしてしまったら完全にキモイやつになる。

遠くから見ておこう

(もしかしたら同じクラス、、、いや、、学年かもしれないし...)

そんな淡い期待に気づいていない君を抱きしめたくなった

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作者名:にゃぎ | 作成日時:2023年9月1日 19時

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