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「えらい遅いなぁ思っとったらナンパされてたってどういうことなん？！」
「いや声大きいんだけど……」
思った通り帰りが遅いのを心配していたらしいセンラさんは私が帰宅すると同時に駆け寄ってきて何かあったのか、と聞いてきたが事情を説明すると大声を出した。
なんでこんなに大袈裟な反応するんだ。
耳を塞ぎながら大きい声で喋っているセンラさんを宥めると、だんだん怒りが治まってきたらしい彼の声量は小さくなっていった。ふぅ、これで一安心だ。
「くそ野郎共うちの子になにしとんねん……」
「いや私あなたの子じゃないんですけど」
「今は俺の保護下にいるんだから俺の子なの！俺は自分のテリトリーに入ってるものは全部大切にするタチやねん。今度から心配やしスマホ持たせるか」
「はぁ？！」
そんな子供携帯持たせるみたいなノリで高額なものを持たせようとするな！！
スマホなんて今では当たり前に皆持っているけど、生活を全て1人でやりくりしていた私は知っている。スマホ代って本当に馬鹿にならない。月々にかかる料金もあるし、そもそも端末代が高すぎる。
しかし1歩も譲らないらしいセンラさんは「そうしたら金が足りんくなってもすぐ送金できるしええやろ」なんて別の問題まで口にしていた。いや今だけで使い切れないくらいのお駄賃貰ってるんですが。この人の金銭感覚どうなってんのよ。
散々もうお小遣いはいらない、と言ってきたのにそんな心配しているなんて最早こっちが呆れてしまう。
「お金は今でも充分もらってるから！ほんといつもありがとうって思ってるから！」
「はぁ？俺のそばに居る女があれっぽっちで足りてること自体がおかしいねん」
「センラさんは私をなんだと思ってるの……？」
人のお金なんだから私も遠慮くらいするというものだ。面倒見てもらってる立場なんだし。
それを説明してなんとかセンラさんに納得してもらおうと思ったが色々とズレている彼はそれでも納得してくれなかった。なんでそんなに私にお金つかわそうとしてくんのよ。
「……ていうかセンラさん、酔ってる？ちょっと呂律怪しいなとは思ってたけど」
「酔ってないしぃ」
「あ、これは完全に酔ってるな」
「は〜〜？そんな訳ないやん。ほら見てみぃ、こんな状態の俺が酔ってるように見えるかぁ？」
「見えるから言ってるんでしょ！夜の仕事どうすんの」
そう言うと、仕事の存在を思い出したらしいセンラさんは嫌々と駄々を捏ね始めた。
嫌や行きたくない！Aと一緒に寝る！なんて言って抱きついてきた辺りでもう相当酔ってると思う。
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白雨(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます〜！こういう俺様っぽいうらたさん好きなので褒めていただけて嬉しいです！もう少ししたら志麻さんも出てきますのでお待ちください〜！◎ (2月23日 10時) (
レス) id: 2d25cdcdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか(プロフ) - 続きたのしみに待ってます！！うらたさんめちゃめちゃいいですね🥹志麻さん推しなので、志麻さんが沢山出てくるところも楽しみにまってます💗 (2月17日 22時) (レス) @page16 id: dd6022b1aa (このIDを非表示/違反報告)
翼 - 勿論です✨白雨さん！これからも更新頑張ってください😆 (1月12日 22時) (レス) id: 07d93d7f27 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね、是非最後までお付き合いいただけますと嬉しいです◎ (1月9日 9時) (レス) id: 2d25cdcdc2 (このIDを非表示/違反報告)
翼 - 白雨さん！僕はこの作品が好きです！これからも頑張ってください(｡•̀ᴗ-)✧ (1月5日 22時) (レス) id: 07d93d7f27 (このIDを非表示/違反報告)
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