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センラさんのシャツを着て、センラさんが雑貨屋さんで買ってくれたかわいいネックレスを身につけて、センラさんのものだけを身に纏っている私を満足そうに見たセンラさんは、上機嫌に歩いていた。
恋人繋ぎで繋がれた手からも彼の機嫌の良さが伝わってくる。
こんなんでええの？なんて聞いてくるセンラさんがブランド品じゃないよこれ、なんて言ってくるのを一蹴して、なにか買いたいといった様子の彼を見て千円にも満たない金額のネックレスを買ってもらったのだが、それだけでこんなに上機嫌になるなんて。
どんだけ人に物を買い与えたいんだこの人は。
まぁこのネックレスかわいいから気に入ってるけど。
「俺のものだけ身につけてるA見ると気分良くなるわぁ」
「センラさんの性癖理解できない」
「性癖ちゃうよ？独占欲よ、ただの」
「うわぁ……」
引いたような声を出すと、ぎゅっと握られている手に力が込められた。うるせぇ黙れ、ということらしい。はい、黙ります。
権力に弱い私は即黙った。長い物には巻かれろ精神で生きてるんだこっちは。
「どうしよ、酒買ってってええかな」
「いいけど、また飲むの？今日二日酔いで死んでなかった？」
「んなもん忘れた」
都合のいい頭をしているらしいセンラさんはそう言うとスーパーに行って、炭酸水といちばん高いハイボールを買っていた。やけに色が薄い気がするあのハイボールの炭酸割りを作るつもりなのだろう。
べろべろに酔っ払って暴走するセンラさんを思い出したが、多分そんなになるまで飲むことは無いだろうと勝手に自己解釈した私はそのまま彼について行った。
結構有意義な時間を過ごせた気がする。
▽
▽
その日の夜、ぶかぶかな服が楽なことに気づいた私はまだセンラさんのシャツを着ていた。
センラさんお手製の夜ご飯を食べ終わり、デザートにマカロンを食べながらセンラさんに寄りかかる。センラさんからはいつも爽やかでほんのり甘い香水の匂いがして、それがどこか安心するから傍に寄りたくなる。
満更でもないらしく私の頭を撫でてきたセンラさんを無視しながらテレビを眺めていると、不意にセンラさんが話しかけてきた。
「Aは俺のこと好き？」
「嫌いでは無い」
「じゃあ好きってこと？」
「……嫌いよりは好きのが近いけど」
ツンデレやなぁ、なんて言われたが私のどこがツンデレなのか分からない。ツン要素はあってもデレ要素ないだろ。
そう思ってセンラさんの方を見ると、不意に彼の顔がドアップで映った。
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白雨(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます〜！こういう俺様っぽいうらたさん好きなので褒めていただけて嬉しいです！もう少ししたら志麻さんも出てきますのでお待ちください〜！◎ (2月23日 10時) (
レス) id: 2d25cdcdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか(プロフ) - 続きたのしみに待ってます！！うらたさんめちゃめちゃいいですね🥹志麻さん推しなので、志麻さんが沢山出てくるところも楽しみにまってます💗 (2月17日 22時) (レス) @page16 id: dd6022b1aa (このIDを非表示/違反報告)
翼 - 勿論です✨白雨さん！これからも更新頑張ってください😆 (1月12日 22時) (レス) id: 07d93d7f27 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね、是非最後までお付き合いいただけますと嬉しいです◎ (1月9日 9時) (レス) id: 2d25cdcdc2 (このIDを非表示/違反報告)
翼 - 白雨さん！僕はこの作品が好きです！これからも頑張ってください(｡•̀ᴗ-)✧ (1月5日 22時) (レス) id: 07d93d7f27 (このIDを非表示/違反報告)
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