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とりあえず休むために入っただけなので、無事に糖分補給を終えた私たちは長居はせずすぐにカフェを出た。
そしてそのまま歩いていき、とりあえず目に入ったコスメショップを見て回っていた。
これ似合うんじゃない？とか最近流行っているらしい韓国のリップを見て口を出してくるセンラさんがとりあえず試したらええやろ、と言って私に似合いそうだという理由で化粧品をかなりの数カゴに入れているのを見ながら、呆れ顔をする。
私の事面倒見てくれる人達ってなんでこんなに金銭感覚ズレてんの？
そこまで考えて思い出したのは、うらたのことだった。未だに8桁のネックレスを即決で買ったうらたのことは全く理解できないししたくもないと心底思う。あれは間違いなく脳がバグっている。ブランド服をこれでもかというほど購入してくれやがったのも理解できないし……とまで思ったところで、センラさんがカゴの中に片っ端からメイク用品を入れるのを辞めてくれた。
その量のコスメどうするんですか？私化粧っ気ないのに全部使えるかな……。
絶対無理だな、と早々に諦めた私を他所に、センラさんは普通にレジにそれを持って行って普通にブラックカードで会計していた。
「うわすごい値段……こんなに使えないよ私」
「とりあえず試してみたらええやん。Aって顔は綺麗やから厚化粧は絶対似合わんと思うけど、こういうのやったらナチュラルでええんちゃうかな」
「顔"は"って……私の顔が綺麗とか、センラさんって物好きなのね」
「え、その顔で自覚ないとかある？」
その顔ってどういう顔してんのよ私。
そう思いながらドン引きしたような顔をしているセンラさんを見る。なんで私がそんな顔で見られなきゃいけないのよ。
なんて思っていると、ふと荷物が邪魔なことに気づいたらしいセンラさんが荷物持ちに部下呼ぶか、なんて言い出した。部下をそんな風に使うな、と思ったが何も言わずにセンラさんを見つめる。
すると、私の視線に気づいたらしいセンラさんは私の心情を読んだのかなんなのか、悟ったらしく大人しく自分で車に荷物置いてくる、と言って私を近くにあった休憩スペースに置いていった。やることも無いので借りたセンラさんのスマホでゲームをしていると、不意にキャッキャとした女の子たちの声が聞こえ始める。
「あれってさ、この前来た転校生ちゃんじゃない？ほら、先月隣のクラスに入ってきた子」
ぴく、と思わず自分の耳が反応した。
もしかして私のことか？と思って振り返ると、そこには私が転校した高校の制服を着ている女子3人組が。
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白雨(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます〜！こういう俺様っぽいうらたさん好きなので褒めていただけて嬉しいです！もう少ししたら志麻さんも出てきますのでお待ちください〜！◎ (2月23日 10時) (
レス) id: 2d25cdcdc2 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか(プロフ) - 続きたのしみに待ってます！！うらたさんめちゃめちゃいいですね🥹志麻さん推しなので、志麻さんが沢山出てくるところも楽しみにまってます💗 (2月17日 22時) (レス) @page16 id: dd6022b1aa (このIDを非表示/違反報告)
翼 - 勿論です✨白雨さん！これからも更新頑張ってください😆 (1月12日 22時) (レス) id: 07d93d7f27 (このIDを非表示/違反報告)
白雨(プロフ) - 翼さん» ありがとうございます！これからも頑張りますね、是非最後までお付き合いいただけますと嬉しいです◎ (1月9日 9時) (レス) id: 2d25cdcdc2 (このIDを非表示/違反報告)
翼 - 白雨さん！僕はこの作品が好きです！これからも頑張ってください(｡•̀ᴗ-)✧ (1月5日 22時) (レス) id: 07d93d7f27 (このIDを非表示/違反報告)
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