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……どうすればいいんだよ。
慰め方なんて知らねぇし、なんで泣いてるのかも分かんねぇ。
とりあえず、聞いてみよっかな……。
｢A、どうしたんだよ?なんで泣いてるんだよ……｣
俺は、Aの頭に手をのせた。
恥ずかしいけど、Aが笑顔になるなら安いもんだ。
A｢私ね……。病気なんだって……｣
衝撃の言葉が、Aの口から出た。
……嘘だろ。さっき、先生達が話してたのは本当なのかよ……。
俺は泣きたいのを堪え、Aを抱きしめた。
A｢……優太?｣
力強く抱きしめた。離したくねぇ……。
弱ってるところに漬け込むなんて、最低だろ……。
A｢…優太ありがとう。……暗い話、してもいい?｣
俺は無言で頷いた。聞くしかねぇだろ。
A｢私ね、こないだ健康診断に行ってきたの｣
Aは重い口調で話し始めた。
A｢その時にね、私の病気がたまたま見つかったの……｣
Aはまた泣き出す。
A｢私の病気って……脊髄小脳変性症って言う病気なんだって｣
せきずいしょうのうへんせいしょう……?なんだそれ……?
A｢治らない病気なの…。歩くことが出来なくなって……。｣
A｢話せなくなって……。最後は死んじゃうんだって……｣
…は……?死ぬ…。Aが……?
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作者名：*凛彩* | 作成日時：2018年9月19日 18時
