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5* ページ5

俺はしばらく彼女と話していた。





クラスでの面白い話、進路の話などをした。






《キーンコーンカーンコーン》






時間が経つのは速く、あっという間に昼休みになった。






静かだったから廊下から、ザワザワと話し声などが聞こえてきた。






A「そろそろ戻ろっか!」





もう少し話したい……。でもしょうがないか。





俺は頷き、屋上のドアに手をかけた。





A「あっ!」






突然彼女が声を上げた。え?なに……?






A「私のこと、Aって呼んでね!私も優太って呼ぶから!」






そう言ってき彼女は、俺に手を振った。





呼び捨て……。女子を呼び捨てにするのは初めてだ……。






俺は戸惑いながらも、彼女……じゃなくてAに手を振り返して、屋上を後にした。

6*→←4*



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作者名:*凛彩* | 作成日時:2018年9月19日 18時

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