第拾頁 ものかくし ページ32
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その後日...
青年「...こ
これだ！
『小路』！」
『小路』という本を探していた青年が来ていた。
青年「わざわざ探してくれたのか？
助かったよありがとう！」
物部「......目当てがあって良かったな
用が済んだら帰ってくれ」
青年「う...な、なぁ
そんな事言わずにさ近頃ここらに来た
ばかりで知り合いがいないんだ。
あんた歳は19か二十[ﾊﾀﾁ]ほどだろ
おれと同じくらいだ。
良ければ友人になってくれよ！」
"友人"
その言葉に反応したのか物部が本から視線を上げた。
物部「は...！？
...図々しい奴だなお前」
青年「ははは
またな物部」
青年は手を振ると店から去った。
シロ「無駄な事だ
関わりを持つな
お前は鬼だ
人間とは相容れん」
物部「...わかってる」
＿＿＿＿＿＿わかってる
けど＿＿＿＿
物部はある一室にいた。
物部「なぁ清。
お前以来だよ」
物部の目の前には蒲団の中に死んだままの遺体。
時は長く経っているだろう。
骸骨化とし、蛾や虫が沸き立っている。
物部「誰かに友人だと言われたのは
...たまにはいいだろ」
小さく呟く物部。
一室の障子の前にはシロが立っていた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「何日でも
いてくれて構わない
けれどね、正太郎」
「その代わりに
この店を継いでは
くれないか」
「任せられる友人は
君くらいなんだ
頼むよ」
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シロ「馬鹿馬鹿しい事だ」
そう言ってシロはその場を去った。
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Reise(プロフ) - とっても面白いです！更新楽しみにしてます！ (2022年1月8日 20時) (
レス) @page34 id: 419824da4b (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - え、最高やんけ…好きな漫画の小説なんて最高すぎるやろ (2019年4月18日 21時) (レス) id: b80cfcff24 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い迷惑噴出機(プロフ) - ゆいぽーさん» ゆいぽーさん有難う御座います！これからも頑張りたいと思いますので宜しくお願い致します！ (2018年4月1日 19時) (レス) id: 7a88606d9f (このIDを非表示/違反報告)
ゆいぽー - 面白いです！(●´ω｀●)更新頑張って下さいね！ (2018年4月1日 18時) (レス) id: b252799d53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒幕 | 作成日時：2017年10月22日 0時
