仮面の下の殺し屋アリス

第３２話　名探偵と包帯と女性 ページ33

敦side




敦「え、」





女性の予想外の発言に驚くしかなかった。




国「ら、乱歩さん、この方とは御知り合いですか？」









乱「うん。」




国木田さんの質問に対し、即答する乱歩さん。





乱歩さんに女性の知り合いなんて居たんだという事を改めて知ることが出来ました。←





国「太宰も知っているのか？」



太「乱歩さんとの対応が違うような気がするのだけど。」


国「気の所為だ。」←


太「気の所為では無いと思うのだけど。」


国「気にしたら...」



太「気にしたら？」









国「負けだ。」←





太「...国木田君。」





国「なんだ。」




太「今日の君、変だよ。」←




国「嗚呼、そうだろうな。」←




敦「え、」




あの国木田さんが認めた！？←どの国木田さんだよ。


雨が降る。←




否、雪が降る。←


否々、槍が降る。←




あ、雷が落ちる。←



飴が降る。←




蛙が降る。←







否、









隕石が落ちてくる。←ある意味ヤバイ。








国「で、この方とは？」




太「勿論、知り合いだよ。









皆も、ね。」









太宰さんの言葉に乱歩さんが頬を膨らませた。






どうやら、拗ねてしまったようだ。









乱「あーあ。太宰の所為でぶち壊しだよ。」









太「済みません。」





笑ってますよね？




反省の色が見えません。←









乱「久しぶりだね。









"クロ"」






敦「え、」

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