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24 ごめんね【過去篇】 ページ28
何があったの?と聞かれ私は話す。
ミ「私のせいね。ごめんなさい、寂しい思いさせて」
そう言いながら私の頭をぽんぽんと優しく撫でる。
ミ「でも、本当にAちゃんがやったのかしら?あんな大きい痣、か弱い女の子にはつけれないわ」
『ミツバお姉ちゃん。私ね、本当は全然か弱くないよ。私ね…ヤトって言うあまんとらしいの。』
ミ「夜兎…?天人…」
『普通の子より力が強くて、もう少し大きくなると、戦いたいって思うんだって。
でも私は父様や母様にそうならないようにって剣術を教えてもらってる。だからそんな暴力なんて振るわないつもりだったのに…』
俯きながらそう言うと
ミ「今回の件は私が原因だから仕方がないけど、そんな事他の子にやっちゃ、めっ!
その力をどう使うかはAちゃん、あなた次第よ。」
そうは言ってくれたものの、初めて人に暴力を振るってしまった罪悪感で私はそーちゃんにはそれ以来会っていない。
そーちゃん。
ごめんね。
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作者名:神菜 | 作成日時:2016年12月6日 17時