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コビー君に駆け寄って肩を抱く
「コビーく、」
「あああああああ！！
撃たれたあああ
血だああ！！血が出たあああ」
「…こ、コビーく」
「死ぬううああ〜〜〜っ！！！」
「………生きてたか……」
フゥ、と胸を撫で下ろすゾロ君
「うん…肩を撃たれてる
心臓か首とかじゃなくてよかった…
コビー君、あの、もう逃げて…きっとすぐ、海兵が来るから…
ゾロ君は私が…」
「はっ…はふっ……！！いえ！！ぼ、僕も一緒に…」
「でも、」
荒い呼吸を繰り返すコビー君
逃げる気はないらしい
「何言ってんだお前ら、確かに俺の手助けをしたら反逆になるんだろうが…
俺は一ヶ月耐えれば助かるんだから別に」
ゾロ君は不思議そうに首をかしげる
「助からないよ！！」
私の大声にゾロ君とコビー君は肩を震わせた
「お、おい、コンスタンス…？」
「三日後…ゾロ君は処刑される！！
あんな約束！！最初から守るつもりなんてなかったんだから！！」
コビー君がゆっくりと起き上がって眼鏡をかけなおす
「そうです…
だからルフィさんはあなたとコンスタンスさんにかわってあいつを殴ったんだ！！
真剣に生き抜こうとしたあなた達を踏みにじったから！！」
「っ…」
私よりも先に息子を殴ったのは…そういう…
やっぱり、ルフィ君は良い人だ…
「な…何だと…！！！？」
もう海軍は私達の敵に回ってる…
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燐華(プロフ) - すごく面白かったです。更新頑張ってください！ (2019年4月4日 14時) (
レス) id: 7838562921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八重霞 x他1人 | 作成日時：2018年8月13日 15時
