三刀流の幼なじみ (ページ25)

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ナイフを持った手をルフィ君に飛ばすが、ルフィ君は歯で刃を折った

「お前は必ずブッ飛ばすからな！！」

その言葉に笑い出すバギー一味

「この状況でどうブッ飛べばいいんだ俺は！？

野郎ども！！笑っておしまいっ！！」

　

「二人とも！！逃げろ！！」

「え……！？」

「……何っ！？」

この状況で逃げろと言うルフィ君

女の子はルフィ君はどうするのかと問いただした

笑みを浮かべるルフィ君

「「……了解」」

バギーがゾロ君にナイフを飛ばすが、ゾロ君は傷を庇いながらこちらに走ってきた

「はっはっはっは！！

あいつら逃げるぞ！！」

「バギー船長から逃げられるもんかァ！！！」

私とゾロ君は……

「せぇー、のっ！！」

ガコン！

ルフィ君の方に向いていた大砲をバギー達の方に向けた

慌てるバギー達

「あ、て、点火！！急いで！！」

「え…は、はいっ！！」

女の子が大砲に点火し、砲弾はバギー達の方に飛んでいった

「今のうちに……」

「ところでお前、誰だ」

ゾロ君が女の子に問う

「私…泥棒よ」

即座に笑顔で航海士だと言うルフィ君

まだ言っているのかと怒鳴る女の子

多分ルフィ君が勝手に言っているだけだ

「いや、まずは逃げなきゃ……ルフィ君、あの、檻ごと持ってくからそのままで…」

「コニー、俺が持つ」

「あ、うん……え！？」

ゾロ君は刺された腹から血を吹き出させながら檻を持ち上げた

「あ、せめて二人で、ね！？

中身！出ちゃうから！！」

ルフィ君もいいと言っているし、女の子はなんでそこまでするのかと戸惑っている

ゾロ君は口を出すなと言って聞かないし……

「……と、とりあえず…あ、あなたも来ます、よね？」

「……え？そりゃ行くけど」

「じゃあゾロ君、少し先の建物の屋根まで行こ…多分それで、大丈夫だから」

「おう…！！」