三刀流の幼なじみ (ページ24)

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ゾロ君が血を吐いて膝をついた

「ひっ…！！？」

ゾロ君の脇腹にナイフが刺さっている

ナイフを持っていたのは浮いた手

「なにあの手！！！」

　

　
「バラバラの実……！！！」

ゾロ君の背後に体がバラバラのまま浮き上がるバギー

「それが俺の食った悪魔の実の名だ！！！

俺は斬っても斬れないバラバラ人間なのさ！！！」

「！！…体がくっついた…悪魔の実なんてただの噂だと思ってた！！」

女の子が叫ぶ

「バラバラ人間ってあいつバケモンかっ！！」←ゴム人間

「わ、私達に言えた事じゃ…ないから…」

バギーが意地悪く口角を吊り上げる

「急所は外しちまったか…

ロロノア・ゾロ！！

だが相当の深手だろ勝負あったな！！！」

バギーを持て囃す一味の船員達

な…な…

「何が！！勝負あったなよ！！

えっとえっと、ば、バーカ！！」

「そうだぞ！！後ろから刺すなんて卑怯だ！！」

「そうでもしなきゃ、当てられもしないんでしょ！！やーいやーい！！弱虫ぃ！！」

「「デカッ鼻ァ！！！」」

途端に黙る船員達

言い当てられて言葉が出ないんだ、きっと

「バカ、それだけは言っちゃ…」

「誰がデカッ鼻だァああ！！！！」

あ、逆上した