12歳。〜ちっちゃなムネのトキメキ〜蒼井結衣＆桧山一翔＆綾瀬花日＆高尾優斗＆堤歩には兄or姉がいた！？ (ページ16)

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ℕ𝕠.1〜綾瀬花日＆蒼井結衣＆高尾優斗＆堤歩＆桧山一翔の兄or姉登場！？〜(黒バスキャラSide) ページ16

都内にあるストリートコートに，大勢のギャラリーが出来ていた。
その主な原因は──現在ストリートコートで行われているバスケの4on4だ。
｢コート中央に集合したわね。それじゃ，始めるわよ。3ゲーム目，TIP OFF！｣
そう声を上げたのは，眼鏡を掛けたロングヘアの女性──蒼井蓮華だ。彼女は，このメンバーの中では最年長兼唯一の高３だ。
ストリートコートでバスケをしているのは，｢キセキの世代｣＋高尾和成という，豪華なメンバー編成だ。
メンバーの中の数人には，共通点がある。それは，ついこの間小6になった妹or弟がいる事だ。
青峰｢テツ，やるぞ！｣
黒子｢はい！和君，ゲームメイク任せましたよ｣
和成｢おう！最高のゲームメイクにしてやんよw｣
緑間｢頼りにしてるのだよ。和成｣
和成｢真ちゃんがそんな事言うなんて･･････｣
緑間｢どういう意味なのだよ！ば和成！｣
蓮華｢はいはい。痴話喧嘩なら後にしてちょうだい｣
さつき｢そうそう！折角，みんな集まれたんだから。ね？｣
赤司｢蓮華とさつきの言う通りだ。さっさと始めるよ｣
黄瀬｢そうッスね。ギャラリーも待ちくたびれてるッスよ！｣
紫原｢だね〜｣
灰崎｢だな｣
蓮華｢それじゃ，改めて･･････。TIP OFF！｣
と言う，蓮華の一言でやっと3ゲーム目が始まった。
ミニゲームを，眺めながら桃井さつきが蓮華に話し掛ける。
さつき｢ねぇ，蓮華お姉ちゃん｣
蓮華｢ん？｣
さつき｢花日，大丈夫かなぁ？｣
蓮華｢大丈夫でしょ。結衣が一緒なのよ？しっかりと，面倒見てくれるわよ｣
さつき｢だね！｣
桃井さつき＆蒼井蓮華一見共通点が無さそうに見えるが，実はふたりともついこの間小6になったばかりの妹がいるのだ。
赤司｢一翔の奴，大丈夫なんだろうか？｣
和成｢大丈夫っしょ。うちの優斗がいんだぜ？心配することなんてこれっぽちもねぇよw｣
赤司｢それもそうだな｣
和成｢お？テッちゃん，あれって･･････｣
黒子｢歩ですね。すっかり忘れてましたが，まだ，ボク達の母校の小学校に通ってるんでした｣
和成｢テッちゃん，酷でぇw実の弟の事忘れてんじゃねぇよw｣
黒子｢すいません。だって歩，顔出してくれなかったんですもん。そりゃ，忘れますよ｣
と，ミニゲームをしながら話す彼等。実は彼等にもついこの間小6になったばかりの弟がいるのだ。