7話 ページ8
浩希「A帰ろ〜」
A『あ!ごめ〜ん!今日甘糟先輩と帰りたくて』
浩希「ん〜わかった〜」
甘糟「え?俺と……?」
A『先輩〜帰りましょ〜!』
甘糟「あぁ、うん!いいよ〜!」
帰り道
甘糟「なんで俺と一緒に帰ってくれたの?」
A『なんか……そういう気分で』
甘糟「何か相談?」
A『最近浩希が色々とやばいんです…』
甘糟「え?」
A『急にハグしてきたり……キスしてきたり』
甘糟「えぇ?!……あっ。」
A『浩希…何かあったのかな??』
甘糟「それは……」
A『愛情表現ってやつですかね?』
甘糟「多分Aのことが好きなんだよ」
A『す、好き??』
甘糟「絶対そうだよ!!!」
A『いやいやいや……そんなわけ!』
甘糟「Aだって城山のこと好きでしょ?」
A『それは……』
A『今はまだ答えれません』
甘糟(城山こと好きじゃないのか?)
甘糟「そっか」
沈黙が続く
ガタンゴトンという音だけが聞こえる電車内
A『っ……』
甘糟(あれ、Aどうしたんだろ…)
甘糟「Aどうしたの…?」
A『せ、せん……ぱい…』
甘糟「え?!ちょっと!どしたの!」
甘糟「すいません、何してるんですか?」
A『先輩〜〜(泣)』
甘糟「大丈夫だよぉ」
甘糟(まさかAが痴漢に遭うなんて……)
A『怖かったです…』
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作者名:天乃 | 作成日時:2021年3月5日 22時