虹がつなぐ (ページ4)

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あいつらとは大毅の下の兄妹たち

息子たちは朝が苦手で自分じゃまず起きてこれんし、我が家の紅一点である娘は朝の様子からしっかり見ておきたいから俺が起こすことにしとる

今日は平日やから高校生コンビはもう起こすとして、流星は､､､

「あ、あいつまたボード書いとらん」

ボードとは我が家のリビングの入り口にかけられたホワイトボードのこと

ここに1日の予定とか、夕飯はいるとか、何時に起きる予定とか書くようにしとんねん

なんだかんだみんな忙しくてすれ違いの時間が多いから予定を把握しておきたくて数年前から家族の習慣になった

っていっても今みたいにしょっちゅう書き忘れとるけど､､､特に流星は

「大毅ー、流星今日起こしたほうがええの？なんか知っとる？」

大毅「しらーん、後から文句言われるから書いてないなら起こせばええやん」

「ん、そうするわ」

大毅も流星の今日の予定を把握していないみたいやからとりあえず起こしに行くことにした

俺と大毅と流星の部屋はリビング横の階段を登った2階のフロアにある

リビングやキッチンとか家族が過ごすスペースは1階にまとまっていて、その端には末の双子の部屋もくっついている

まあもともとあき部屋だった部屋を少し手を加えて部屋にしたんやけど

2階にも部屋は余っとるんだけど娘の身体には2階はちょっと不便やからな

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