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はぁぁぁぁ……
本当に昨日は、疲れた。そして、明日からも地獄が始まる。
俺の姉は、カスだ。
ニートだし、ダラダラするし、そのおかげでバイトは、掛け持ち、会社の給料でやっと、2人分待つくらい。家事は、いつも俺がやらなきゃいけない。
放っとけばいいだろ?
俺もそうしたいが、親の事情もあって放っておけることができないんだよ。
そう、ぶつぶつ文句を言っては、巻き返し、現実逃避をしていると、あるものが目に入った。
『鬼滅の刃 6巻』
そう言えば、姉が借りパクして、やっと返したものだったよな。やっと全巻揃えたって言うのに、盗みやがってあのカス…
しかも、初発の感想がクズすぎるし、
『鬼になったら、働かずにすみそう。』
鬼って悪役だぞ?人殺すことに罪悪感は、無いのか。と思う思考の中で少し、同情の心を持ってしまった自分に対して怒るどころか、呆れ返り何もしなかったけど(ご飯抜きにはしたが)
流石に姉の背徳感が狂ってきたとカウンセリングに向かわせようとしたが当然拒否られた。あのカスニート…
そう思いながら、俺は、漫画を読み始める。
(確か、6巻は、那田蜘蛛山編の最後から、パワハラ会議まで、だったよな)
「ん?」
なんか、白紙のところがある…
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グショ ツツ
何が起きたか分からなかった。
ただ、呆然としているうちに何かが俺を飲み込んで行く。
真っ暗な世界だった。
寂しいくらいに静かで、見てるこっちも泣きたくなる。
徐々に意識を失う中、最後に見たものは、
,
,
変わり果てた姉の姿だった。
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ここから、本編の始まりですね。
その前に人物紹介ですね。
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作者名:con | 作成日時:2021年1月16日 16時