4:武装探偵社社長の迫力が半端ない ページ3
『っ!』
一瞬、顔を歪めた。
彼女は、孤児院から逃亡した者。
今更帰るなど、出来はしないのだ。
『......帰る場所なんて、在りません。もう、ほっといてくれませんか』
「.........ふぅん。君、脱走したんだね?孤児院から」
『!......そうですが何か』
「.........名前は」
『何故?貴方は何をしようとしているんでs「さっさと云って」......紅月ユリ』
「紅月ユリね。僕は江戸川乱歩だ。乱歩でいいよ」
『じゃあ江戸川s「乱歩!」...............乱歩さん』
「うん。其れで良し!
って訳でユリ。僕と来い」←
『は?』
____何云ってるんだこの人。
____そ、そりゃあ嬉しいけどさ!でも、ホラ、原作壊しちゃうかも......
「だぁ〜かぁ〜らぁ〜!!僕と来い!!!お前は今日から、僕の召使いだ!!!!」←
『はぁ?!?!アタシが召使い?!何様なんですか貴方は!!!!』
「五月蠅い!僕が決めたんだ!!従え!!!!」←
_____何なんだ。此の男は......っ!!←
何故か乱歩に召使いとして付き従う事に成ったユリは何故か和風の屋敷にやって来た。
余りの威厳のような物を感じ取りながら、彼女は乱歩に続いて屋敷の中へと踏み入れた。
其処には.........
『っっ!!??』
____嘘ォ...
「......乱歩。其処の少女は」
「僕の召使い!」←
『誰が召使いだ!!
あ、えっと、その...。紅月ユリと云います。乱歩さんに拾われまして......。
すみません。迷惑ですよね...。直ぐに帰ります。お邪魔しました』
方向転換して、玄関へと足を踏み......出せなかった。
福沢が、ユリの腕を掴んでいたのだ。
「待て」
『......何ですか。アタシが何かしましたでしょうか』
「ユリと云ったな」
『はい』
「何か、事情が有るのならば話は聞く。だから、その様な顔をするな」
そう、微笑む福沢と珍しく目を見開いている乱歩の眼には顔を思いっきり歪め、瞳を揺らして泣きそうになっているユリの顔がハッキリと映っていた。
其れを見たユリは溜め息を付いて『仕方がないか...』と呟くと靴を脱ぎ始めた。
『.........あ、済みません。お構いなく』
中に入り、
向かい側には福沢と乱歩が座っているようで、静かに座っている福沢の隣に乱歩が眼鏡を片手に掛けていた。
『ふぅ。.........あれは、アタシが生まれて間もない頃の事です』
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syunra(プロフ) - はーいw頑張りますねー! (2017年5月22日 22時) (レス) id: 47a0da064c (このIDを非表示/違反報告)
紅茶アールグレイ - ウチもユリみたいに異世界旅したい。切実に。あっ変なこと書いてすいません。面白いです。更新頑張ってください。 (2017年5月22日 21時) (レス) id: 0f3022c873 (このIDを非表示/違反報告)
syunra(プロフ) - 申し訳ありません。また修正しました。ご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません。 (2017年5月19日 16時) (レス) id: bc7e1d9e17 (このIDを非表示/違反報告)
syunra(プロフ) - ありがとうございますw (2017年5月16日 22時) (レス) id: 47a0da064c (このIDを非表示/違反報告)
紅茶アールグレイ - 丁寧なご説明ありがとうございます。分かりやすくまとめてくださりありがとうございます。これからも更新頑張ってください。 (2017年5月16日 22時) (レス) id: 0f3022c873 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダーインスレイヴ | 作成日時:2017年4月13日 19時