バボちゃんの中の人系女子。

Episode 10 ページ10

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言わずもがな向かった先は、マサさんさんの元。


てくてく、いや、どてんどてんという足取りで女子か！ってくらいの肌の白さの持ち主のキャプテンに構われに行くなんて、私の母ちゃん、おい見てるか？やばい息切れが。


「...」


『...』


手を振ってみたら、無言。

まあ、そうですよね。



はぁ、また塩対応かと次の作戦を考えていたら、


まさかの。









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ぎゅーーーーーーーーー。



『(エ゛っ)』


マジかよ。

マサさんツンデレなの？


「マサなにやってんの？」


「んー、充電」


「へぇー、俺もしようかな」


「まだ渡さない」


「お前はバボちゃんの彼氏か」






塩対応キャップだと思ってたら何？スイッチ切りかえたらデレるタイプ？


というかなんですか充電って。関田さんが言う通りあなた彼氏ですか？


前も思ったけど正面から抱きつかれるの、私側は視界良好だからめっちゃ照れる。

というか吐息が工□い！工□いです和賀さん！緊急事態！無線使っていいすか！？


「おいまだかよー」

「ハイハイ」


しゃーねーなーとタコ唇のキャプテン、何様だ、と笑いながら腹パンする関田さん...



素敵(本日二度目の感涙)





いやあ、バボちゃんやってて良かった(単純)




今度は関田さんからの熱い抱擁。あっ語弊があるかな。



立ったまま抱きつかれて、ゆらゆら横に揺れている。

関田さんかわいい。推しかも。




「なーマサ、中身気になんねえ？」


揺れながらマサさんに話しかける関田さん。


「いや気になるけどさ…中身の方その言葉聞こえてるだろ」


「うわそっかやべえー、女の子とかだったらどうしようセクハ.ラだよなこれ」


「知らねえよ...」



うん、マサさんごもっともです。

それにしても西田さん、高橋みたいにキャンキャンしてなくて落ち着くな、この2人。




「俺らもそろそろ行くぞー」

「へーい。じゃあな、バボ」








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関田さんからの頭ポンポン頂きましたァ！！！(但し分厚い布を挟んでいるため感覚はない)








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