検索窓
今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:472,199 hit

Episode 6 ページ6

.




「バボちゃんごめん!ちょっとこっち来て」


異世界に迷い込んだみたいで落ち着かない状況だったけど、ようやく安心する声が。



『(今行きます!)』

と心で返事し、反対方向へ歩く。



「てくてく歩いてんのかわいいな」


「中身見てみたいわー」


「アオバボも元気かな」


「愛でたい」


「萌える」


歩くだけでこの騒がれよう。

パリコレモデルにでもなった気分。

ほとんど小野寺さんの言葉なんて言えないけど…。




そして無事和賀さんの元へ着いた。



『どうしました?)』


「急にごめんね。えっと...」


和賀さんから追加で確認事項を聞く。


それにしてもバボちゃんかなり重労働だな、頑張るぞー。






━━━━━━━━━━━━━━━





「キャアアアア!!!」


『...!?』


えっ、男子バレーってこんなにファン多いの??

アイドルかよってくらいの黄色い歓声。


正体バレたらヤバいやつだこれ。


「行くよ!」


和賀さんに小声で声をかけられて、後に続く。

スティックバルーンはないものの、練習試合にしてはものすごい熱気。



私はベンチの少し後ろのスペースで待機するように言われた。


選手たちはアップ中。

素人目から見ても圧巻のバレーに引き込まれる。



いっちょ私もお客さんと...!と思い、重い一歩を踏み出した途端、


『!?!』

ものすごい軌道のボールが体(正しくはバボちゃんの皮膚)に直撃した。

痛くはないけど...めっちゃ怖いしビックリしたな。


「すんません!...ごめん俺誰に当てた?」


どこからか大きな声が聞こえる。

いや分かってないんかい。




「え!?バボちゃんすか!?」


声がでかい。




「ごめんなさい!バボちゃん大丈夫!?」



駆け寄ってきたのは...背番号11番の人。



『(大丈夫です!!)』


声は発せないのでこくこくと頷く。

さらに元気だよ、と伝えるために手を広げてみると、






...え。


また抱きつかれた?

何これ?バボちゃん始めたら逆ハーも始まったっていうラノベですか?(我ながら秀逸)





.


もう4桁のhit!?
ランキング載っとるやないかい!
お気に入りも3桁やないかい!
感謝しかないです!ありがとうございます!

Episode 7→←Episode 5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (925 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2261人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

えにゃん(プロフ) - お忙しいとは思いますが更新楽しみにしてます!! (10月23日 9時) (レス) id: bcaaef49ab (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - 続き待ってます! (10月14日 20時) (レス) @page27 id: df0d2cc828 (このIDを非表示/違反報告)
こい(プロフ) - めちゃくちゃおもしろくてだいすきです!更新待ってます! (2023年4月2日 13時) (レス) @page27 id: 3397572aa8 (このIDを非表示/違反報告)
- 読み返しまくってます。更新、待ってます。 (2022年6月23日 0時) (レス) id: 98266d8bda (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年10月4日 20時) (レス) @page27 id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らーゆ | 作成日時:2019年10月19日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。