サクラ王国 ページ3
道の途中でモンスターに遭遇したり
してしまったけれど、わたくしも戦わせてもらってようやく着いたわ
どうしてわざわざ来た道を戻らないといけないの
かしら?やはりあの者の所為ね
『ルーファ?どうかした?』
エイトさんが気に掛けてくれるけれど
「いいえ、何でもありません」
ただ憂鬱なだけなのよ
「ほら、見えて来ましたよ
あそこがサクラ王国です」
王国への門を見上げて
全「おぉー」
と皆感嘆の声をあげている
門を開けて中に入ると、わたくしはすぐに物陰に
隠れる
多分城の誰かが来るはず…だって、なぜかわたくしの気配というか“気”が察知されてしまうから
ククール視点
?「姫様ぁぁ!!」
王国に入るとちっこい奴が駆け寄ってきた
ク「?誰だ?あんた」
『姫様ってこの国の?』
ゼ「いないわよ?ねぇ、ルーファ…ってあれ?」
ヤ「ルーファの姐さんいねぇでげすね」
どこに行ったんだ?
ククール視点終了
ルーラで少し離れた港町まで来た
ここからわたくしの冒険がはじま…
ク「勝手にいなくなると心配するだろ?」
「きゃぁぁ!」
驚いて振り向くとそこにはククールさんがいた
「ク、ククールさん?!」
なぜここに?と尋ねると
ク「一人でどっかいっちまったお姫様が
気になってな♪」
え?まさか…
「気付かれていましたか?」
ク「あんたの様子…サクラ王国に近づく程
挙動不振になってたしな
なんたって王国で話を聞くとあんたの行方が
分からないってんだからな
半信半疑だったがカマかけて正解だったよ」
しまった…!なんて人…!
ク「冒険……………したいんだろ?付き合うぜ」
なぜかククールさんと冒険をする事になって
しまった
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:焔彩 | 作成日時:2015年7月20日 23時